雨を嫌う理由 詩  スイミー


梅雨時生まれの私は、雨を嫌う理由を持たない。
その雨が、どんなに私の足を濡らしたとしても。
梅雨時生まれの私は、雨を嫌う理由を知らない。
私が生まれた季節だから、好きだと言ってくれた人を知っているから。
私の好きなその人が、好きだと言ってくれた雨の季節。
どうして私が嫌いになれるでしょう。
こんなにも好きなのは、雨なのか、アナタなのか。
時々わからなくなるけれど・・・。
雨の中、傘をさして、そうして二人で歩いてゆく。
やっぱり私は雨を嫌う理由を知らないでいる。