ねこの日向ぼっこ エッセイ   のらねこ 


春の風光り、風景を色鮮やかに映す。
ぽかぽか天気に図書館まで道沿いのストリートガーデンの芽生えを愛でながら歩いてみる。
公園前を横断するとマンション前の露天駐車で大型バイクのシートに重心を預ける
白と黒のツウトーンの野良猫は、大股になつた日干し、
喧騒に沸く春を知らせる風物詩の一片の出来事と呼べる。
うららかな日差しが雄を強調する仰向けにして大の字になったポーズが
眼に眩しい光景を際立てた。
挑戦的にしてこの余裕のポーズとは、力関係がモノを言う野良猫界にして
威風堂々のこの姿に「あんたいい男だね。」と賛辞を贈ってしまった。
「此処はオイラの縄張りだ。」と権力誇示で眼を閉じ、悦楽の表情。
一途の操行には、計り知れない猫の想いがある事を知るのでした。
私は、図書館で猫の生態を調べてみたくなった。