自分だけのオリジナル家具が作れるのがハンドメイドのメリット。しかも既製品を買うよりずっと安くてお得なのです。そこで今回は、予算がない人でも、ぶきっちょさんでも作れる簡単手作り家具の作り方を伝授。ご協力いただいたのは、テレビや雑誌で活躍中のインテリア・スタイリスト沢村真理さんです。

安くて、便利なカラーボックス。とりあえず収納するために買ったという人も多いのでは? 実は急場しのぎの家具と思われがちなカラーボックスこそ、何でもしまえる優秀アイテムなのです。リビング、キッチン、ベッドルーム、洗面所などどこでも使えて、組み合わせ次第で大きさも自由自在。安く見せないセンスを身につけて、ぜひ活用してみてください。
  カラーボックスを2〜3段重ね、北欧ファブリックを使って、見せる収納スペースと、隠す収納スペースをバランスよく配置。オープンスペースには、背板に布を張って奥行きを出し、目隠しに使ったファブリックとつながりをもたせるとおしゃれ度もアップします。カラーボックスの上には、目隠しで使った北欧ファブリックで作ったパネルを飾れば、お部屋に統一感が生まれるはずです。
飽きたら布のデザインを変えればイメージチェンジが可能。
  ファブリックの代わりにシャワーカーテンを使って目隠しを作れば、クールな印象に。タオルを入れたり、洗剤やトイレットペーパーをしまってもOK。中身が透けて見える程度のマットな素材を選ぶとおしゃれです。シルバーなどのカゴを置けば、清潔感のある印象に仕上がります。
棚の中はぎゅうぎゅうにつめないのが美しく見せるポイント。
 
カラーボックスを横に寝かせて重ね、倒れないように裏に?T字金具で固定(写真1)。シール式のマジックテープを用意し、目隠しの布と背面用の布に張ります(写真2)。カラーボックス本体の布を貼り付ける部分にもマジックテープを取り付ければ、布が簡単に開け閉めできるはず。布の大きさはカラーボックスに合わせてジャストサイズを選ぶこと。ヒラヒラさせずにピタッとはるのがポイントです。

(写真1)倒れないようにカラーボックスはしっかり固定。

(写真2)布はマジックテープを使うと開け閉めが便利。

  3段のカラーボックスを1つと、2段のカラーボックスを2つを横にして並べるとベッドマットとほぼ同じ長さになります。これを左右に置いて板を渡せば、収納付きベッドが完成。カラーボックスの間には、キャスター付きのインナーボックスを組み込めば、効率よく収納ができます。もちろん市販のローチェストを並べてもOKです。
カラーボックスの上に渡すベニア板は、厚みのあるものを選ぶこと。
 
カラーボックスは3段を2つ、2段を4つ用意し、片面で3段、2段、2段をワンセットにして横向きに設置。逆サイドにも同様に並べ、間にベッドのマットと同じ幅のベニア板を渡します。カラーボックスの中央には空間ができるので、キャスター付きのコンテナを並べると、効率よく収納ができ、安全性も高まるはずです。
   カラーボックスの達人技! なんとカラーボックスを2段積み上げて、これを2セット作り、向かい合わせに設置。間に板を渡して、カーテンを付けるだけで、ウォークインクローゼットが作れるのです。向かい合わせに置いたカラーボックスの間には、ハンガーラックを置けばコートやジャケットの収納も可能。これで、部屋のあちこちに散らばっていた洋服もスッキリ収まるはずです。
作りつけクローゼットと平行に配置すると意外とスッキリ。
 
カラーボックスを2段に重ね、裏面からT字金具で固定。これを2セット作り、内側に向かい合わせに設置します。棚板より約2cm幅の細い板を棚板の上にのせます(写真1)。一番上にのせる板には、カラーボックスより10cmほどはみ出す幅にして、ここにポールを取り付け目隠しのカーテンをかけます(写真2)。仕上げに、引き出しやカゴなどを組み込んでいきましょう。
(写真1)板は薄すぎない厚さのものを選択。カラーボックスの幅に合わせてカットします。
(写真2)ポールを設置してカーテンを取り付ければ、丸見えだった棚も目隠しできます。
2007.10.26