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 あかりは、部屋のムードを作るだけでなく、部屋を広く見せたり、生活感を隠したりしてくれます。特集最後は、生活のための照明ではなく、インテリア効果をあげるための照明をクローズアップ。温かみのある部屋、シャープな部屋…光の取り入れ方で部屋の雰囲気がガラリと変わります。
Photographer/Makoto Oosawa,Editor/Chie Saito
 部屋を見渡したときに、アクセントになる家具はありますか? 自分らしい部屋を作りたいなら、部屋の印象を作るものを置くこと。沢村さんは、“照明”を部屋のアクセントにしました。
「最初は何か1つアクセントになる家具を置こうと思ったのです。でも他の家具との相性や大きさなどで、なかなかいい家具に出会えなくて…。そこで思いついたのが、インパクトのある照明。印象的なライトを飾ることで全体のイメージが変わりましたよ」(沢村さん)
 照明器具を選ぶときは、その素材や色にこだわりましょう。沢村さんは部屋に温かみを感じさせる、白木を使ったライトに決定。ちなみにシャープでモダンな印象にしたいときはシルバーや白色のもの、アンティークな雰囲気にしたいときは、ガラスや木を使ったものがおすすめです。
スウェーデンのデザイナー、ハンス・アルネ・ヤコブソンの照明。ダイニングが素敵にチェンジ。
アンティークなペンダントタイプ。レトロな雰囲気で柔らかい光を放つ。
セレクトショップで見つけたボトル型の照明をつけたダイニング。おしゃれなカフェをイメージ。
 部屋の印象がワンランクアップする世界の名品を集めてみました。部屋の印象をつくるアイテムが欲しいときにおすすめです。例えば、ルイスポールセンPHランプは、40年以上世界で愛用されている北欧照明の傑作。重なるセードと内部の反射板を組み合わせ、落ち着いた光を届けてくれます。
 モダンな部屋におすすめなのが、美しいフォルムが人気のレ・クリントの照明。1枚のプラスチックシートをひとつひとつ手で折りあげているまさに芸術品です。柔らかい光と影のコントラストが楽しめます。
レ・クリントのランプ
ルイスポールセンPHランプ
 手持ちのライトでも、ちょっとした工夫や手作りで雰囲気を変えることができます。たとえば、シェードを変えてみるのはいかが?
 大判のハンカチやクロス、レースの布を使えば、優しい印象のシェードに変身。作り方は、布の中央にはさみを入れて、コードの通し穴を作るだけ。
 光の色を変えるのもイメージチェンジには有効的。電球色を変えれば、部屋全体の雰囲気が変わってきます。温かみのあるオレンジがかった光を放つ白熱灯は落ちついた雰囲気をつくり、全体を明るくする蛍光灯は活動的な雰囲気を演出してくれます。
テーブルクロスやカーテンもレースで統一すれば春らしいさわやかな印象に。甘くなりすぎないように注意して。
取っ手がついた料理用のざるに、電球コードに付けて、針金でとめたオリジナルライト。
シェードはプラスティックボトルで。スーパーボールが埋め込まれてポップな印象に。
カードをくりぬきスライドフィルムを貼ったシェード。光を灯せば写真が浮かびあがる。