冬季オリンピックに続き、サッカーW杯が開催される今年は、テレビやDVDレコーダーを買うにはいいチャンス。各社こぞって新製品を出しているために、よりどりみどりです。場合によっては、旧モデルが激安になる可能性もあります。選ぶときに「これだけはチェックしておいたほうがいい」ということを紹介します。
 待っていれば必ず今よりもよくて、安い製品が出ますが、冬季オリンピックとサッカーW杯をにらんで、昨年から薄型テレビの新製品が続々と登場しています。性能も、急速によくなっており、価格も値下がり傾向にあるので、近々買い換えを考えている人には、今年はねらい目の年と言っていいと思います。
AQUOS「LC-32BD1」/シャープ               VIERA「LX600」/松下電器
 W杯後に、在庫処分が行われる可能性もあります。また、秋には新製品が出るはずなので、その時期には旧モデルの大幅値引きがあるかもしれません。
 今のテレビで不満がないのであれば、デジタル対応のDVDレコーダー(DVDレコーダーの項で解説)を購入しておいて、このまま2011年のアナログ放送終了まで待つ、という方法もありです。
  32型以下のワイドテレビは、液晶しか選択肢がないと考えておきましょう。37型以上になると、プラズマも選択肢に入ります。その上で大まかに比較すると、下記のようになります。

◆液晶テレビ◆
・色が鮮やかで明るい部屋で見てもくっきりと見えるが、スポーツ番組などを見ると若干、残像感がある。低消費電力。
◆プラズマテレビ◆
・ブラウン管に近い画質で、残像感はほとんどないが、明るい部屋で見ると黒がつぶれやすい。液晶よりも、消費電力は多め。
私(Salvatore)の場合、プラズマのほうが好みなのですが、こうした差は、昨年あたりから急速に小さくなりました。実際にお店で見て、好きなほうを選べばいいと思います。
 選ぶときは、サイズにも注意を。薄型テレビの場合、現在のテレビの2〜3サイズ大きめのものを選んで、ちょうど同じくらいのサイズに感じられます。今現在、29〜32型のブラウン管方式を使っているのなら、40型以上を選んでも、問題はないでしょう。それでも、部屋はかえって広く見えるほどです。ただし、コーナーに置くと、薄型テレビのメリットはなくなります。設置場所をよく考えておきましょう。
 予算は、26型の液晶で、20万円程度。プラズマだと、37型で35万円前後といったところでしょうか。大画面の上位機種になると、40万円以上します。
 なお、現在の薄型テレビのほとんどは、アナログ放送終了に対応していますが、廉価版の機種などでは、アナログチューナーしか入っていないものもあります。カタログで、「地上デジタル」「BS・110度CSデジタル」のチューナーが入っているか、念のために確認しておきましょう。あとで面倒がありません。
 国産から選べば間違いはありません。32型以下ならば、シャープのAQUOS「LC-32BD1」松下電器のVIERA「LX600」などの最新機種がねらい目。オリジナルの液晶パネルを使った、正真正銘のMade in Japanです。液晶のクセがかなり少ないのが特徴です。ソニーのBRAVIAも、液晶パネルこそ国産ではありませんが、画像処理技術がすばらしく、美しい画質が味わえます。
 37型以上になると、よりどりみどり。ここでも液晶はシャープのAQUOS、プラズマならば松下電器のVIERAが定番です。
 レコーダーの購入も考えている人には、日立のWoooもオススメ。プラズマテレビにハイビジョンHDDレコーダーを内蔵したモデルで、2台のチューナーを搭載しています。このため、簡単な操作で、テレビを見ながら裏番組を録画できます。こちらも、画質は、かなりきれいです。
 お財布に余裕があって、思い切り高画質のテレビがほしい人は、「フルスペック・ハイビジョン」対応という選択肢もあります。シャープの液晶松下電器のプラズマが代表的。まだ、ものすごく高価ですが、驚くほど高画質です。
 なお、処分価格で売られている旧モデルには、画質や機能が劣るものもあります。よく見比べてから買うようにしましょう。
★平均買い換え年数:8〜10年
10年以上ブラウン管テレビを使っていたら、そろそろ買っても損はありません。安くなった小型の液晶をプライベートテレビに買い足すのもいい方法です。なお、販売店で見ると、プラズマよりも液晶のほうがきれいに見えることがあります。店内が強烈に明るいので、液晶のほうが映りがよく見えるんですね。AVルームのような暗い視聴ルームを持っているお店で比較して、どちらが好みに合うかよく調べたほうがいいと思います。
 主流は完全にHDD内蔵タイプ。ものすごく便利です。VHSデッキを内蔵したタイプまであります。
 むしろ、地上デジタルなどのチューナーを内蔵した「デジタルタイプ」か、旧来の「アナログ専用タイプ」か、ということのほうが重要です。アナログ専用機は、200GB(標準画質で録画時間は約90時間)のHDDを内蔵していても、4万円前後で買えます。ところが、アナログ放送は2011年に終了。ハードに使う人が割り切って買うならいい選択ですが、たまにしか録画しない人が、値段につられて買うと、あとでちょっと面倒になります。これから購入するなら、デジタル対応を選んでおいたほうがいいでしょう。
DIGA「EX250V」
/松下電器
「RD-XD91」
/東芝
「DTR-DT70」
/パイオニア
 HDDは大きければ大きいほど便利ですが、大きくなれば値段も高くなります。現在、売れ筋の6〜7万円前後の機種では、200〜300GBが一般的。250GBあれば、アナログの標準画質で100時間ちょっとの録画ができるので、ごく普通の使い方をするのであれば、これで十分でしょう。
 デジタル放送を、ハイビジョン画質で録画しようとすると、アナログの3〜4倍のHDD容量が必要になり、250GBのHDDでも30時間くらいしか録画できなくなります。ハイビジョンを録画するのであれば、東芝の「RD-XD91」のように、大容量のHDDを内蔵したタイプを選んだほうが使い勝手がいいでしょう。値段は2〜3万円、高くなりますけどね。中には、フルスペックハイビジョンを録画・再生できるものもありますが、15万円以上と、ずいぶんと値が張ります。
 以前から、操作が簡単だと定評のあるのが、松下電器のDIGAです。以前、開発担当者に話を聞いたときは、お年寄りも含めて、誰でも使えるようにと考えて作っていると言っていました。たとえば「EX350/EX150」。もともと操作が簡単で、番組表や機能メニューが見やすいのですが、このレコーダーと同じ松下電器のVIERAを専用のケーブルでつなぐと、録画/再生や録画予約などが、さらに簡単になります。
 録画した番組を編集するなど、細かな操作もしたいときは、パイオニア東芝のレコーダーの評判がいいようです。
★値下がり幅の大きい製品。お店をよくチェックして
HDD内蔵DVDレコーダーは、大手家電店やネットで価格をよくチェックしましょう。というのは、週末特価で売り出されたり、新モデルが登場した直後に旧モデルが半額になったりすることがあるのです。こういう機会を利用すると、ものすごくお得です。急いで買う必要がないときは、サッカーW杯が終わるのを待つと、思わぬ拾い物に出会えるかもしれません。もちろん、賭ですけどね。