乾燥が気になる季節に入って髪のまとまりが悪くなってきたと思ったら、まずは、普段使っているシャンプーをチェック。保湿成分配合のものがおすすめです。また、髪の毛は“死んだ細胞”なので、ひどく傷んでしまってからでは、修復不能。髪が傷む原因である、髪同士の摩擦、紫外線、カラー・パーマのダメージを最小限に抑えるべく、賢いインバスケアと製品選びで、サロン帰りのまとまる毛先を目指しましょう。
「髪は、濡れている状態の時がいちばん傷みやすく、シャンプーによる髪同士の摩擦が、髪のダメージにより拍車をかけます」とは、今回、インバスケアについてお話を伺った、花王広報の高見澤さん。シャンプーは、仕上がりだけでなく、使用感も選ぶ際の大切なポイント。インバスにかかる髪のケアの重要性は大きいので、あらためて見直してみましょう。
はじめに、予洗いをしっかりすること。予洗いとは、お湯で髪の汚れを流すことです。髪についた汚れのほとんどは、この予洗いで充分に落とせます。
シャンプーの時、手に取ったシャンプーを“頭の上”で泡立てていませんか? これは大きな間違いです。髪同士がこすあって、絡みやすくなり、髪のダメージにつながります。シャンプーは、手の中で泡立てたものを、髪につけて洗ってくださいね。
コンディショナー(トリートメントも含む)は、中間から毛先を中心に塗布し、洗い流す時は、しっかりと完全に洗い流してください。洗い流す時に髪全体に行き渡るので、これで充分。少しコンディショナーが髪に残る程度で洗い流すのをやめる方がいますが、それはNG。乾いた時の髪の立ち上がりが悪くなり、頭皮トラブルの原因になる場合もあります。
 毎日のシャンプーやスタイリングなどによる、摩擦や引っ張りは、たとえ1回ずつの傷みが小さくても頻度が高いので、髪にどんどん蓄積されていきます。濡れた髪の状態で、ブラッシングしたり、そのままの状態で寝ることで枕との摩擦で、キューティクルが剥がれていきます。髪って意外とデリケートなんですよ。
キューティクルが剥がれて傷んでいる髪(左上)と、健康な髪(右上)  髪内部のセラミド(保湿成分)がなくなっている状態(左下)と、健康な状態(右下)  データ提供:花王
いま使っているシャンプーとコンディショナーの使用感を、ちょっと思い出してみてください。シャンプー後のすすぎ時、髪を乾かす間際の時、髪の毛が絡まらず、なめらかな指通りであれば、その製品は、自分の髪に合っていると言えます。
また、ヘアカラーやパーマ直後、紫外線に長時間髪がさらされたなど、ダメージを受けた後は、コンディショナーをトリートメントに代えるなどして、スペシャルケアが必要です。
どうしても受けてしまう外的ダメージを最小限に抑えることが、まとまりのよい髪へとつながってくれますよ。インバスケアを見直すだけでも、だいぶ髪の仕上がりは変わってくるはずです。
左:日本人の髪に多い“太くてゴワつく”髪限定のトリートメント。毛髪補修成分を、エッセンシャルコンディショナーの5倍も配合しているので、まとまりにくい頑固な髪におすすめ。エッセンシャルダメージケア 毛先集中ディープケアパック(オープン価格)/花王
右:補修・保湿成分が髪の内側に浸透し、保護成分が外側からしっかり保護する、集中ダメージケア。パーマやカラー、ドライヤーの使用などで芯まで傷みが進行した髪に。ラックススーパーリッチ<特に痛んだ髪に>集中補修ヘアパック(オープン価格)/日本リーバ
 Muffin-Net読者にも人気のブランド、「アジエンス」(花王)と、「モッズヘア」(日本リーバ)。発売から2年のアジエンスは既存のものをリニューアル。新たに、保湿成分の椿油を配合し、より芯からしなやかな髪に。さらにボトルに唐草をあしらい、洗練された美しさを表現しています。
 そして、多様ななやみに対応してくれるモッズヘアのモイストフィニッシュシリーズは、ヒート・リペアに加え、マイクロ・カプセルを新配合。髪の乾燥を感じたら、うるおいのカプセルがはじけて、髪にうるおいを補給。洗い上がり後も、日中も、そのままうるおいを持続するので、1日中、朝のスタイルをキープしてくれます。
 ともに、“保湿成分”に注目した改良品。人気のブランドだけに、その仕上がり、とっても気になりますよね。
左:アジエンス シャンプー・コンディショナー・トリートメント(220mL・220mL・180g/すべてオープン価格)/花王
右:モッズヘア モイストフィニッシュシリーズ シャンプー・コンディショナー・トリートメント 180g(200mL・200mL・180g/すべてオープン価格)/日本リーバ