|
|
 |
髪の土台となる頭皮の構造は、右図の通り。毛髪は、頭皮から出ている部分「毛幹」と埋まっている部分「毛根」の2つにわけられます。そして毛根の根っこ部分にある、毛乳頭から毛母細胞が、皮膚に存在するケラチンというタンパク質を取り込み、細胞分裂を繰り返して成長、のびていきます。つまり、髪は皮膚の一部からできているんですね。
また、毛根の途中に脂線がつながり、毛髪と皮脂の出口が一緒になっているので、髪はこの皮脂に守られツヤとハリを維持。ただし、皮脂の分泌が多すぎると、頭皮のベタつきのほか、毛孔に詰まって角栓を形成し、皮膚炎や湿疹の原因になることもあります。 |
|
 |
|
画像をクリックすると大きく表示します
|
|
|
 |
顔や腕など、紫外線が当たる肌に日焼け止めクリームを塗ることは、習慣になっていますよね。でも、体のどの部位よりも紫外線に当たるのが頭皮。しかも頭皮は顔の皮膚から続いています。つまり、紫外線対策をするなら、頭皮も忘れてはいけないのです。長時間太陽の下にいるときは、必ず帽子を着用。ムレることを心配する人もいますが、紫外線を大量に浴びることに比べれば、頭髪に与える影響はぐっと少ないのです。
またストレスや寝不足なども、頭皮に悪影響を与えます。血流が悪化して毛細血管まで血液が行き渡らず、毛根に十分な栄養が届きません。その結果、薄毛や抜け毛につながることもあります。それから「喫煙」にも注意。タバコの成分のひとつであるニコチンは、抹消血管を収縮させてしまい、頭皮への血行不良を引き起こす原因になると言われています。 |
|
|
|
 |
|
髪にいい食べ物と言われるものはいくつかありますが、それだけを食べるというのは間違い。「“髪にいい海藻をたくさん食べたほうがいいか”とよく聞かれますが、摂り過ぎると海藻類のヨードが蓄積して、甲状腺機能障害を起こす場合もあります。むしろバランスのよい食生活の中で、下記のような食材を少し気にして摂ることを心がけてみてくださいね」(小林先生) |
|
■タンパク質■
|
髪を構成する基本栄養素。不足すると、抜け毛や切れ毛が多くなります。
豚肉、レバー、鮭、あさり、卵、豆類、納豆 など |
|
■亜 鉛■
|
体内でたんぱく質を合成するのに必要な成分。
玄米、チーズ、ココア、牛肉、カキ など |
|
■ビタミンA■
|
髪や皮膚を正常に保つ働きが。
緑黄色野菜(かぼちゃ、小松菜、にら、にんじん、ほうれん草)など |
|
■ビタミンC■
|
亜鉛と同じく、たんぱく質を合成するのに必要。
キャベツ、小松菜、じゃがいも、ピーマン、ブロッコリー、いちご など |
|
■ビタミンB群■
|
新陳代謝を助ける。不足すると、フケの発生する原因に。
さんま、ぶり、里芋、アスパラ、まいたけ、シソ など |
|
 |
|
|
|