ヘルシーで体にいいけど野菜は苦手という人のために、スペシャルレシピをご用意。料理研究家のキム アヤンさんに、クセがない、食べやすい料理を教えてもらいました。また、スタッフがそれぞれ苦手な野菜を使った料理を試食し、その味を判定。これなら合格! というおすすめ料理をぜひ召し上がれ!
 嫌いな野菜をクリックして!
全量549kcal/調理時間15分
 ごま油でじっくり焼くので、にんじんの甘みが引き出され、匂いも消えて食べやすくなります。大きめのにんじんでも丸々1本食べられるでしょう。コツは、ごく細くせん切りにすること。生地とのなじみがよくなり、見た目も味もグンとアップします。
(4人分)
にんじん大1本/桜えび(乾燥) 大さじ2〜3/小麦粉1/2カップ/塩少々/卵1個/ごま油適量/酢じょうゆ適量
にんじんのせん切りに、塩、小麦粉、粗みじん切りにした桜えびをあわせ、卵、水を混ぜて生地を作る。ごま油を熱したフライパンに生地を入れて平らにし、両面を焼き、酢じょうゆを添える。
 生はもちろん、煮ても焼いてもにんじんは苦手。今回も無理だろうと思っていたら意外! にんじん臭さをあまり感じることなくぺロリと食べられたのです。ごま油と桜えびの香りがにんじんのクセをなくし、さっぱりした酢じょうゆが口当たりをなめらかに。ポイントはとにかく細くせん切りにすること。これで丸ごと1本、簡単に食べられます。
にんじんはとにかく細く
1人分427kcal/調理時間25分
 生のトマトが苦手な人でも水煮缶なら大丈夫では? しかも水煮缶のトマトなら1人で1.5〜2個のトマトが食べられます。トマト煮やトマトソースは、オリーブ油をたっぷり使うのがコツ。味が足りないな、と思ったらケチャップを少々をプラスしてみて。
(4人分)
玉ねぎ1個/にんにく1片/合いびき肉200g/マカロニ200g/トマト水煮缶300g/塩適量/こしょう少々/ケチャップ 適量/粉チーズ適量/オリーブ油適量
玉ねぎ、にんにくのみじん切りを多めの油で炒め、合いびき肉を炒め合わせる。トマト水煮をつぶして加え、塩、こしょう、ケチャップで味つけし、マカロニをゆでて加え、粉チーズをかければ完成。
 トマトのゼリー状のところが苦手な私も、これなら大丈夫。できるだけ小さめにトマトをつぶせば食べやすくなります。玉ねぎの甘さとトマトの甘酸っぱさが見事にマッチしてとてもおいしく食べられました。ペンネやパスタとの相性も◎! オリーブ油が、香りを引き立ててくれます。最後にバジルやイタリアンパセリを載せるとGood!
もう少し煮詰めてもよかったかも…
全量951kcal/調理時間20分
 歯にはさまったり噛み切りにくかったりと、意外に食べにくい「にら」。でも1cmくらいに細かく刻んで、さっと炒めれば、1束でも、すぐにしんなりします。麻婆豆腐のピリ辛い味付けと調和して、ニラの匂いも気にならないはず。
(4人分)
合いびき肉200g/豆腐1丁/にら1束/しょうが1片/長ねぎ8cm/ごま油大さじ1/調味料(豆板醤小さじ1強・かき油大さじ1強・酒大さじ2・しょうゆ大さじ2・こしょう少々)
みじん切りのしょうがと長ねぎをごま油で炒め、合いびき肉といため合わせる。調味料と奴に切った豆腐、ざく切りのにらを加えて仕上げる。
 私が1年のうちでニラを食べる回数って、ほんの数回。しかも、冬の鍋シーズンというのがお決まり(料理のレパートリーが少ないのも理由のひとつ…)。でもこれなら、いつもの麻婆豆腐にプラスするだけでOKで、しかもニラの栄養素がプラスされます。その上、おいしいとあれば…! ニラの臭みはほとんど消えてしまうので、おいしく食べられました。
彩りもいい感じ!
1人分427kcal/調理時間25分
 パスタといっしょにゆでたやわらかいキャベツが、生クリームと卵、チーズのクリーミーなソースと一体化して、とても口当たりよく仕上がります。キャベツの甘みも引き立ち、どっさり入れても大丈夫。短時間で簡単に作れます。
(4人分)
スパゲティ140g/キャベツ3枚(200g)/ベーコン3枚/刻みパセリ 少々/黒こしょう少々/塩大さじ1/油 少々/卵1個/生クリーム1/2カップ/粉チーズ大さじ3
ベーコンを細切りにして油で炒め、スパゲティとざく切りのキャベツをゆでて加える。卵、生クリーム、粉チーズを混ぜて加え、手早くあえ、こしょう、刻みパセリをふる。
 ゴワゴワとした食感が好きになれないキャベツも下ゆでしてからソースになじませることで、柔らかく、口当たりも断然よくなりました。ポイントはパスタのゆであがる直前にキャベツもゆでてしまうこと。これで時間も短縮! 生クリームのコクのある味わいが楽しめます。パセリや黒こしょうはたっぷり入れると味が引きしまりますよ。
ベーコンを多めにするとかなりボリュームアップ!
1人分370kcal/調理時間15分
 小松菜の炒めものは、一手間プラスしてあんかけに。口当たりがよくなって、グッと食べやすくなります。小松菜が苦手な人は、できるだけ細かく切ってひき肉とよくなじませればOK。手軽に作れて、栄養満点です。
(4人分)
小松菜1束/鶏ひき肉200g/しょうが1片/ごま油適量/砂糖小さじ1/塩少々/調味料(酒大さじ1.5・しょうゆ大さじ1.5・水大さじ4)/水溶き片栗粉適量/ごはん4膳分
しょうがのみじん切り、鶏ひき肉、ざく切りの小松菜をごま油で順に炒め合わせ、砂糖、塩、酒、しょうゆ、水を加え、水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごはんにかける。
 小松菜は、食べられないことはないけれど、やはり独特の苦味が、ちょっと苦手。この料理でも小松菜の苦味が全て消えるわけではないのですが、なぜかこれなら大量に食べられます。最初にごま油で炒めたショウガの風味や、片栗粉でつけたあんのおかげ?
小松菜は、茎を先に炒め、後から葉を加えました
カレー全量769kcal/調理時間25分
 みじん切りにしてじっくり炒めたセロリは、甘味が増して、カレーの風味づけにぴったり。セロリの匂いも気にならなくなります。ミートソースやトマト煮込みなどに入れてもおすすめ。シャキッとした歯ごたえも楽しめます。
(4人分)
豚ひき肉200g/玉ねぎ1/2個/赤ピーマン小3個/セロリ小1本 /サラダ油大さじ1/カレー粉大さじ4/塩小さじ2弱/ケチャップ大さじ1/ウスターソース大さじ1
豚ひき肉を油で炒め、玉ねぎ、セロリ、赤ピーマンの粗みじん切りを入れて炒める。カレー粉、塩、ケチャップ、ウスターソース、ひたひたの水を加えて煮込む。
 セロリの独特の香りと、シャキッとした少し筋っぽい歯ざわりが嫌いな私もこれなら問題なし。カレーの風味が強いので、本当にセロリ入っているの? と思うほど、セロリくささが少なく、食べやすさ◎。細かめのみじん切りにすれば見た目にも気になりません。もちろん筋っぽさもなくなります。
セロリはとにかく細かくするのがおすすめ