昔は「ミニ野菜=出来損ない野菜」と思われていました。ところが近年、ミニ野菜は新しいタイプの野菜と分類され、「おしゃれでおいしい野菜」として、OLや主婦、単身者、高齢者など幅広い人に受け入れられるようになったのです。そこで、サカタのタネの王野善介さんを訪れ、ミニ野菜のヒットの理由を語ってもらいました。
 大きな野菜を使うと、使い切る前に傷んでしまったり、保存をするのが面倒だったり…。でもミニ野菜なら新鮮なうちに食べきることができるので安心です。しかも通常の野菜より日持ちをするものが多いため、単身者や家族が少ない人には特におすすめ。野菜の形がそのまま残るので、付け合わせや飾りつけにも適しています。最近ではおしゃれなカフェなどでもよく使われるようになり、見かけることが多くなりました。
 皮をむいたり、切ったりする必要がない野菜が多いので、調理時間も大幅に短縮することが可能。皮が固いかぼちゃも、ミニサイズなら短時間の電子レンジ調理でできあがります。ミニハクサイなど普段生で食べない野菜も生で食べられるので、サラダのバリエーションも広がるはず。いつもの料理が華やかに演出できます。
 栄養成分の内容は通常の野菜とほぼ同じですが、ミニ野菜は皮や根、種まで食べられるものが多いため、含まれている栄養素をすべて取ることができます。最近増えているカット野菜のように、カットした部分からの栄養が流出することもないので安心。サイズが小さいミニ野菜なら多くの野菜をいっぺんに摂ることができるので、栄養分をバランスよく摂取することが可能。ダイエット中の方にもおすすめです。
 野菜の種類や人によって味の評価は違いますが、一般的に、甘みが強くおいしいと感じるものが多いようです。にんじんやたまねぎは、野菜くささがないので、野菜嫌いの人でも食べやすいとか。日持ちをするので、いつまでも新鮮さを保つことができます。
 ミニ野菜は、狭い面積でたくさん植えることができ、短期間で収穫が可能。プランターに入れてベランダで栽培することもできます。お店で買うと1パック200〜300円してやや割高なミニ野菜も、案外簡単に育てられるとか。自分で育てるとよりおいしさがアップするはずです。
葉物類8種類の種がミックスしてあるベビーサラダミックス(写真左)と、5種類のリーフレタスの種がミックスしてあるガーデンレタスミックス(写真右)。どちらも手軽に作れて、味もおいしいと評判です(サカタのタネで販売中)。
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 初心者なら、いちばん簡単な葉菜から育ててみて。収穫まで時間がかからないので生育不良のものができにくく、いつでも食べ時の状態を楽しめます。葉菜の次は根菜に挑戦! 密植で きるので、狭いスペースでもOK。初心者でもわりと簡単に作れます。実を食べるものについては、栽培する期間が長いので、やや上級。その分できた時の感動はいちばんあるかもしれません。
取材に協力してくれた
サカタのタネ 
広報宣伝部広報宣伝課

王野善介さん
サカタのタネでは草花のタネ、園芸用品などを販売中。またホームページにて野菜の情報などもお伝えしております。

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