出産祝いは、無事出産を確認したら、出産後1か月以内に、出産のねぎらいをこめてお母さんに贈りましょう。お祝いが遅くなってしまったときは、初誕生日や初節句にお祝いをしてください。初節句祝いは本人あてに、初節句の1週間前までに届けます。
出産祝いは、子供を生んだお母さんに「ご苦労様」の意味を込めて贈ります。
■お祝い金を贈る場合
お友達の場合は、5,000円くらいが一般的ですが、関係によって変わってくるので、グラフを参考にしてください。蝶結びの水引をかけた祝儀袋で、表書きは「御出産祝」または「祝御安産」と書きます。
■品物を贈る場合
実用品を贈るのが一般的。すぐに必要なものは揃っている場合が多いので、半年後から1年後に使えるベビー服、食器などを贈るのがいいでしょう。また、赤ちゃんの写真を入れる写真立てや授乳時間を計る時計セットなど、赤ちゃんとお母さんの両方に使えるものも喜ばれるはず。かけ紙をかけて贈りましょう。
蝶結びの水引は、何度あってもいい慶事に使用する。
出産祝額の目安
 
贈 る 側




20代
30代
40代〜
兄弟・姉妹
5〜8千円
5〜1万円
5千円〜1.5万円
おじ・おば
3〜8千円
×
×
甥・姪
×
5千円〜1万円
5千円〜2万円
いとこ
3〜8千円
5千円〜1万円
5千円〜2万円
その他の親戚
3〜5千円
5〜8千円
5千円〜1万円
友人・知人
3千円〜1万円
3千円〜1万円
3千円〜1万円
子供の先生・隣人
3〜5千円
3〜8千円
5千円〜1万円
上司・同僚
3〜7千円
3千円〜1万円
×
部 下
5〜8千円
5千円〜1万円
5千円〜1万円
身内だけでお祝いするのが一般的ですが、親しい友人や知人がお祝いを贈るときもあります。本人あてに初節句なら1週間前までに、七五三なら当日までに贈りましょう。お金を包む場合は3,000円〜8,000円程度。多くて1万円が妥当。品物を贈る場合は記念に残るおもちゃ、人形、衣類などがいいのでは? 表書きは初節句なら「初節句御祝」「祝御初雛」「祝御初幟」を使い、七五三なら「祝七五三」で、蝶結びの祝儀袋を使うのが基本です。
■入学祝いの場合
お祝い金の目安は幼稚園、小中高校、大学に関わらず、身内なら1万円、隣人・知人・友人なら3,000円〜5,000円程度です。
■卒業祝いの場合
卒業祝いは、入学祝いより少し多めに贈ることが多いようです。身内なら1万円〜3万円程度。入学祝い、就職祝いと一緒にすることもあります。
鮑結びの水引は、繰り返すことがない慶事に使用。
表書きは「御祝」「御入学御祝」「御卒業御祝」と書きます。水引は、蝶結びまたは鮑結び。進学祝いや就職祝い、昇給祝い、転勤祝いなども同様の形式です。
 お祝いをいただいたら、お返しをしない場合でもすぐにお礼を述べるのが礼儀。手紙で礼状を書くのが本来ですが、時間がない場合ははがきや電話でもOKです。子供あてにいただいたお礼は、子供にもお礼を言わせる習慣をつけて。
 お返しはいただいた額の3分の1から半額が目安。数多くの方からいただいた場合、いただきものの金額に関係なく一律に同じものをお返しする人もいますが、できればキメ細かい対応をしたいもの。いただきものの金額に応じてランク分けをしてみてください。5,000円前後、10,000円前後、20,000円以上といったように3ランク程度に分けておくといいかもしれません。
 七五三、入園・入学祝い、卒業祝いなど子供のお祝いは、出産祝い以外は、お礼を述べる程度でいいでしょう。とはいえ、もらいっぱなしは心苦しいと思います。そこで、クリスマスや誕生日などの小さいお祝い事で贈り物をしたり、旅行に行ったときにお土産を買ってきてみてはいかが? お返しの意味を含めた言葉を添えれば、とても喜んでもらえるはずです。
 お宮参り(生後1か月〜50日)ごろ、紅白蝶結びのかけ紙に「内祝」と表書きをして、赤ちゃんの名前で贈ります。金額はいただいた金額の3分の1程度。最近は同額近い品物を贈り人も多く、きれいな砂糖、タオル、嗜好品が多いようです。親しい人なら赤ちゃんの写真を添えるといいでしょう。