「おめでとう!」のマナーの基本は、相手を祝福する気持ち。それを上手に、誤解されることなく伝えるためにマナーを覚えておきましょう。結婚式に出席するとき、お祝いを贈るとき、世の中の常識はこうなのね、と、知っておくととても安心です。
※お祝金データは、1998年三和銀行ホームコンサルタントの調査を参考にしました。 
お祝い金の相場はグラフの通り。相手との関係によって金額は変動します。もちろんあなたの気持ち次第で、相場より多く包んだり、あるいは贈り物を添えてもOK。現金は新札で、1万円札単位で包みましょう。以前は、「別れ」を忌避するために2で割り切れない奇数金額を包むべきと言われていましたが、最近は気にする人も少ないようです。ただし死を連想させる4、苦しみを連想させる9は、避けたほうがいいでしょう。
※関東より関西のお祝い金の方が平均約1〜2万円相場が高くなっています。
結婚祝金額の目安
 
贈 る 側




披露宴出席者
(20代)
披露宴出席者
(30代)
披露宴出席者
(40代〜)
夫婦で披露宴
出席
披露宴欠席
(20代)
披露宴欠席
(30代)
披露宴欠席
(40代〜)
兄弟・姉妹
7〜12万円
10〜15万円
15〜20万円
5〜10万円
2〜5万円
3〜6万円
3〜7万円
おじ・おば
1〜2万円
1〜3万円
×
5〜6万円
1〜2万円
1〜3万円
×
甥・姪
2〜3万円
2〜5万円
3〜7万円
10〜15万円
1〜3万円
2〜5万円
2〜5万円
いとこ
1〜3万円
2〜5万円
2〜5万円
5〜10万円
1〜3万円
1〜3万円
2〜3万円
その他の親戚
1〜2万円
2〜3万円
2〜5万円
5〜8万円
1〜2万円
1〜2万円
1〜3万円
友人・知人
2〜3万円
2〜5万円
2〜5万円
5〜10万円
3千円〜1万円
5千円〜2万円
5千円〜3万円
子供の先生
2〜3万円
2〜5万円
2〜5万円
5〜8万円
3千円〜1万円
5千円〜1万円
5千円〜2万円
上司・同僚
2〜3万円
2〜5万円
×
5〜10万円
3千円〜2万円
5千円〜3万円
×
部 下
2〜3万円
2〜5万円
2〜5万円
10〜15万円
3千円〜2万円
5千円〜3万円
1〜3万円
祝儀袋は、水引が結びきりになったタイプを選びます。この結び方は簡単にほどけないことから「2度と繰り返さない、これっきり」という意味が込められているのです。表書きには「寿」「御結婚御祝」と書かれたものを。上包みの裏の重なりは、「幸せがこぼれない」という意味を込めて、上側を先に、下側を後で折り返します。
表書きよりやや小さめにフルネームを。
お金は中袋に入れて。中袋の表側の中央より少し上に漢数字で金額を記入。
中袋の裏側は、左寄りにフルネームを書く。
表書きの連名は3人まで
 自分だけのときは水引の真下中央にフルネームを書き、連名の場合は、年長者順に右から並べて書きます。友人同士の場合は50音順でもOK。また、3人以上で贈る場合は代表者が姓名を、その左側に「他○名」と書き、全員の名前を連記した紙を同封してください。
頭をそろえ、なるべく均一な文字の大きさで書いて。 宛名を書く場合は左上に。この場合宛名の真下に年長者の宛名を書き、以下を右に並べて。
披露宴は花嫁が主役。主役より目立たない格好であれば、洋服でも和服でもいいのです。
■洋服の場合 
 純白のドレスは花嫁のものなので×。黒を着る場合は、アクセサリーやコサージュで色をつけたり、光る素材を取り入れて。また改まった披露宴では、超ミニや大胆なスリット入りのセクシーなものも避けた方が無難です。パンプスは3cm以上のものがおすすめ。色や形はどんなものでも大丈夫です。
■和服の場合
 既婚者は黒留め袖か、五つ紋の色留め袖を着ます。伊達襟は振袖、訪問着のときのものですから、白い襟を使ってください。帯は格調ある袋帯をやや高めに結び、二重太鼓にするといいでしょう。
 未婚者は振袖に、金銀をあしらった豪華な帯で変わり結び(蝶結びやふくら雀)にするのがおすすめです。和装の場合、装飾品はつけないのが基本。指輪も結婚指輪以外ははずし、時計もはずしたほうがいいでしょう。唯一飾れるのは髪飾り(かんざし)。着物に合ったものを選んでみてください。
「平服で」と言われた場合もカジュアルな格好は×。スーツやワンピースなどおしゃれ着を用意して。 黒留め袖のときは黒枠、色留め袖のときは白枠の末広(センス)を帯から2〜3cm出すように差します。
 結婚式の決まりごと、どれだけ知っていますか? 
 最低限知っておくべき常識を6つピックアップしました。Yes、Noボタンで答えてみてください。