散らかってる部屋はいやだけど、お掃除するのも面倒…、ああ、寝ている間にお掃除してくれるロボットはないのかなあ、なんて夢見た人は多いはず。でも、そろそろ単なる夢ではなくなりそう。TV通販でチラっと見たアレ、確かロボットって言っていたような…。
 そうなんです。すでにロボットと銘打たれた製品が、東芝とタカラから発売されています。でも、「本当にちゃんと掃除してくれるの?」と思う人も多いでしょう。Muffin-Netのスタッフも同じ気持ち。そこで早速取材に行ってきました。私たちがお掃除ロボットに求める能力をリストアップして、それに応えてくれる製品かどうか、さあ、チェックです!
電池方式:充電
連続使用時間:約60分/1回の充電
充電時間:約2時間
製品寸法:直径350×高さ130mm(本体のみ)
質量:約7.6kg
価格:23〜24万円
(オープン価格)
http://www.toshiba.co.jp/webcata/ebyt/trilobite/index_j.htm
電池方式:充電
連続使用時間:約90分/1回の充電
充電時間:12時間
製品寸法:直径340×高さ80mm(本体のみ)
質量:約2.8kg
価格:3,9800円
   (希望小売価格)
http://www.takaratoys.co.jp/roomba/index.html
 Muffin-Netスタッフの意見をまとめると、「お掃除ロボット」なら、以上のような10項目をクリアして欲しいということになりました。それでは、これらの条件を満たしているか、お掃除ロボットをチェックしてみましょう。
 掃除コースは3つ。標準運転コースは、壁に沿って部屋を1周し、自分で部屋の広さを計算、自動的に掃除を始めます(何も置かれていない24畳の部屋で最大60分)。クイック運転コースは、タイマーで設定された時間だけ掃除。スポット運転コースは、スタート位置の周囲約1uだけを約2分間掃除します。
 掃除方法は、ある方向に向かって一直線に掃除をし、壁や障害物でターン、再びある方向に向かって一直線に掃除してくれます。この動き、適当に見えて、実はきちんとプログラムされた動きなんだそう。
 ルンバの運転コースは、本体のボタンにあるS・M・Lの3つのみ。部屋のサイズ別で、Sが約6畳を20分、Mが約8畳を30分、Lが約12畳を45分という掃除時間です。
 スタートボタンを押すと、らせんを描くように動き回り、その後ある方向に向かって一直線に進み、壁や障害物にぶつかって方向転換をします。そしてまた、ある方向に向かって一直線に進みながら掃除。時間内でひととおり掃除をするようにプログラムされているので、「ここだけ掃除したい」といったピンポイントでの掃除には不向き。
どちらも、スイッチオンで部屋中をランダムに動き回り、部屋中を掃除するようにプログラムされています。それに加えてトリロバイトは、スポットだけの掃除も可能です。
 前方部分についた8個の高感度センサーで、コウモリのように超音波を発信。周囲の環境を素早く察知し、家具や壁をよけて掃除してくれます。食器棚や壁など、大きな障害物にはぶつからないのですが、イスの脚などにはぶつかる場合があります。これは、発信した超音波をうまく受けられないため。 でも家具を壊すほどではないので安心を。
 また下側にはセンサーがついていないので、付属のマグネットテープ(※1)を床に貼っておかないと、階段から落下してしまう恐れがあります。2階で使う際には注意が必要です。
 問題は、部屋の隅の掃除。小回りが利くようにと丸い形状をしているのですが、そのため部屋の隅のゴミやホコリまでは、クリーナーの吸い込みが行き届きません。壁面から2.5cm、コーナーの隅から10cm以内の掃除はできないので、最終的には掃除機が必要になりそう。
 障害物に軽く触れてターンしますが、家具を傷つけるほどの衝撃ではないので大丈夫。階段などの段差を察知するセンサーが付いているので、階段から落ちる心配はありません。
 家具や壁際のゴミやホコリは、ダブル・ロータリー・ブラシ(※2)が効率良くかき出しますが、部屋の隅の掃除は、ロボットの構造上、やはり苦手。
 でも「これを逆にメリットとして考える」とは、ルンバの商品企画課長さん。掃除は主婦(母親)がやること、と思っている家族に、役割を与えるいい機会なのだと言います。例えば、夫にルンバをスタートさせ、やり残した隅は子供に掃除させる。その間、主婦は他の家事をしようというわけ。これで家族の興味も一気に高まるはず?!
2つとも丸い形状のため、部屋の隅の掃除が苦手。1週間に1回ぐらいは自分で掃除することになりそうです。トリロバイトはセンサーのおかげで家具に触れることなく掃除ができ(場合により、ぶつかる場合あり)、階段部分は付属のマグネットテープを貼ることで落下防止ができます。ルンバは、階段を察知するセンサーはあるものの、障害物に触れながらターンをして掃除します。ただし家具を傷つけるほどの衝撃ではありません。
 ヨーロッパの大手家電メーカー、エレクトロラック社の製品。同社の掃除機技術には定評があり、そのクリーナーを使っているトリロバイトは、ぐんぐんゴミやホコリを吸い込みます。掃除機と同じレベルの掃除能力です。
 かきこみ式で、回転ブラシがゴミを巻き込みながら吸い込むタイプなので、掃除能力は掃除機に比べて若干劣ります。
掃除機と同等の吸引力があるのは、トリロバイト。ルンバは少々劣りますが、面倒で掃除機をかける回数が少ないという人なら、ルンバを毎日走らせたほうがきれいになるかも?!