名古屋では朝食は喫茶店で食べる人が多いとか。それもそのはず。名古屋の喫茶店のモーニングは、料金はドリンク代のみなのにさまざまなオマケが付いてくるのです。例えば、珈琲1杯の値段で、トーストや卵、野菜サラダなどが出てきたり、パンやサラダを食べ放題にしているところもあります。最近では夕方までモーニングが楽しめたり、パスタやフライを食べ放題にしているところも。だから、毎日何時間も居座る客が多いようです。
フルタイムでサービスをしている名古屋駅地下街の喫茶店「リオン」のモーニング。 ドリンク代のみでパスタ、フライ、サラダなど10〜15種類のメニューが食べ放題の「南洋館」。
 名古屋市近郊は喫茶店が密集する喫茶店激戦区。だからティータイムにもオマケやサービスがたくさん! 多くの喫茶店では、コーヒーを注文すると豆菓子やマドレーヌなどのケーキが出てきます。お金に厳しい名古屋人にとって、外食=ゼイタク。だから喫茶店でもしっかり元を取れるようになっているのです。でもこのケーキ、実はコーヒーなどを卸している会社が無料で提供してくれるものを出している所が多いよう(もちろん手作りの店もありますが)。ちなみに新装開店のときに飾られるお花は、勝手に持ち帰っていいとか。開店当日にお花がなくならないと、この店は流行らないと思われてしまうらしいのです。
14時以降にはドリンク代プラス30円でティラミスをサービスする「喫茶ソレイユ」。
 名古屋人は貯蓄大好き。これは昔、尾張藩が貯蓄を推奨した名残りと言われています。しかも節約することによって貯める堅実派。自宅でも部屋の出入りのたびにきっちり照明をオンオフ。資源も再利用できるものはきちんと再利用。買い物はデパートであっても値切ることも怠りません。
 一方で名古屋の人は、ブランドものやゴージャスなものには目がありません。生活費をとことん節約して、身につけるものはブランドで固めて見栄を張る…これが名古屋流。結婚式がすごく盛大なのは、周りに見せびらかす意味合いが強い、という話も。世間体を大切にする人が多いようです。
名古屋市昭和区の喫茶店「アクエリアスサマディ」の純金箔コーヒー。
 節約好きだけど、ゴージャス好きな名古屋人。謙遜しながらも見栄を張りがちで、人に贈るプレゼントも、重くて大きいものが喜ばれる傾向があるとか。そして、「金」も大好き。喫茶店で純金箔コーヒーが出てきたり、料理に金箔が入っていたり、金箔の振りかけたものもあちこちに。だから名古屋ではちょっとやそっとでは目立てません。
昔、名古屋の女性は卒業したら就職をしないで花嫁修業、いい旦那を見つけることが一番大切だった……と言われますが、これ名古屋に限らず、どこも同じだったのでは?
 堅実な名古屋人ですが、婚礼には派手にお金を使います。結納では男性側の親が見栄を張り、嫁入り道具では女性側の親が見栄を張るのでとにかく豪華。昔は、嫁入り道具の内装は桐張りが基本。嫁入り道具の豪華さを近所に披露できるように、ガラス張りの荷台がついたトラックに紅白の幕で飾りをつけて新居に荷物を運びました。しかも、多くの人に披露するためわざわざ遠回りをしたとか。縁起をかついでトラックはバックをせず前進のみで移動したようです。結婚式の引き出物も重くてかさばるものが喜ばれ、3万円近くかけることも多いとのこと(全国平均は3千円〜5千円)。近年、昔のしきたりは薄れてきたものの、結婚は今も家同士で行うものという色あいが濃いようです。
 コンビニエンスストアでも買える定番のお菓子が地域限定で売られていることってよくありますよね? そこで今回は名古屋(愛知県)限定のお菓子を探してきました。名古屋に行ったときはぜひチェックしてみて!
カール 名古屋コーチン手羽先焼きの味(左)/うなぎひつまぶし味(右) 
プリッツ八丁味噌
愛知県限定
ハローキティの柿の種
八丁味噌風味
ベビースター 特製八丁味噌だれを混ぜて食べるこだわりの味噌煮込みうどん(左)/チキンみそかつせんべい(右)
ジャンボおっとっと
みそ煮込みうどん味
ばかうけ 名古屋限定
手羽先味
※今回、名古屋の喫茶店事情についてご協力いただいた「名古屋喫茶店物語」のHPには、まだまだおもしろい名古屋情報がたくさん! ぜひこちらをご覧ください。