「キッチングッズに私が求めることは、これを使うとうまく作れる、おいしくなるような気がするってこと」と語る料理ライターの松原さん。松原さんに選ばれた道具はちょっと大きかったり、イビツな形をしているモノが多いけれど、どれも味があって愛嬌すら感じてしまいます。味があるだけではなく、道具それぞれには役割が決まっていて、その「道」では優秀なモノばかり。道具に触れてみると、作った人の知恵と工夫と手の感触が伝わってくるようです。普通のお店には売っていないものもありますが、使ってみるだけの価値のあるものばかりです。


料理ライター:松原京子さん
Muffinをはじめ多くの女性誌・専門誌で活躍しているベテラン料理ライター。料理の撮影などで使用するキッチングッズは欠かさずチェック。「いいモノ」だと思ったら、わざわざ地方のお店まで買いに行くという行動派。実際に使ってみてよかったものは、まわりの知人に勧めることも忘れないのだとか。今回取材した私、なかにしも小さな蒸し器をいただいてしまいました(笑)。
※太字になっているお店の名前をクリックすると、そのお店のサイトへ行くことができます。気になったら、すぐにアクセス!(そして、また帰ってきてね)

これさえあれば、一味違う。
◆黒楽御飯鍋(くろゆうごはんなべ)
 見た目はけっこうインパクトありますが、これ飯釜なんですよ。これでお米を炊くと、もう炊飯器のごはんが食べられなくなっちゃう程、甘くてふっくらしたごはんに炊き上がります。お鍋の底にできるおこげも楽しみのひとつですね。私は直接窯元に電話で注文して送ってもらいましたが、高島屋で予約することもできるそうです。2合炊き¥28,000、3合炊き¥38,000、5合炊き¥43,000(信楽・雲井窯
 

曲げわっぱのおひつ・飯切
夏場は使っていませんが、春、秋、冬、我が家でおひつは欠かせません。秋田杉で作ったおひつは何よりも形がきれいで味わいがあります。いつまでもみずみずしく、柔らかく炊いてしまったご飯も、これにいれておけばちょうどよい硬さのご飯になるんですよ。飯切(写真右)はおもてなしのときの食器としても活躍。ここにお寿司やお刺身を盛り付けても素敵です。●おひつ 5寸¥26,000、6寸¥30,000、7寸¥36,000、8寸¥40,000、尺¥43,000●飯切 8寸¥28,000、9寸¥33,000、尺¥40,000、尺1¥50,000、尺2¥60,000、尺3¥70,000(柴田慶信商店

◆解凍板
10年程前に通信販売の「通販生活」で購入したのですが、今では扱っていないようですね。当時、冗談半分で買ったのですが、冷凍しておいた肉や魚が短時間でもどり、レンジで解凍するよりもおいしいので今では無くてはならないものになっています。どうして鉄のような板の上にのせただけで解凍できるのかは謎ですが。
 

 
◆クリステルのフライパン
ハンバーグを作るとき、このクリステルのフライパンは欠かせません。ハンバーグの形を崩さずに中まで火が通っているかを見るのって案外、面倒じゃないですか?このフライパンなら焼き色をつけてそのままオーブンに入れてしまえばOK。フンワリ、ジューシーなハンバーグに変身してお味も絶品です。ノンスティック フライパン20p¥14,500、24cm¥15,500、28cm¥18,500別売ハンドル¥3,800(チェリーテラス・代官山03-3770-8728)

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