「立派なモノはとかく重くてしっかりしすぎていて機動力に欠けるので、ついついペコペコの安物が好きになってしまいます」と語るキムさんの愛用するキッチングッズは、すべてノンブランドで、どちらかといえばチープなものが多い。撮影などで使用するキッチングッズはほとんど100円ショップで調達してしまうんだとか。
 「毎日のお炊事でよっこらしょと出したり洗ったりしまったりするのは大変でしょ?シンプルで軽くて惜しげなく使えるモノはいいです。それに、安物といってもどれも結構長持ちしていて、自分でもびっくりするくらい10年以上使ってるモノが多いのですよ」

料理研究家:キムアヤンさん
管理栄養士、農学修士。料理専門の製作会社で編集・料理制作を、ケーキ販売やお店のキッチンで実地の経験があるというキムさん。「雑誌・広告・インターネットなど、なんでも一生懸命がんばっています!」と元気なキムさんは、『午後のお助けレシピ配信』『料理の?に答えます』など、マフィンネットに寄せられる料理への質問に答えてくださっています。著書『小麦粉ごはん』『野菜でごはん』(いずれも文化出版局)。
※キムさんの愛用グッズは10年以上も使用しているものがほとんどなので、購入した当時のお店では手に入らないことがあります。ご了承ください。しかし、ほとんどのものは近所のスーパーマーケットや100円ショップで見つけることができるものばかりです。
※太字になっているブランド名・ショップ名にカーソルを合わせてクリックすると、そこのサイトへ行くことができます。

毎日使う主役グッズは「軽い」が命。
◆楕円鍋
 これはカレーやスープなどたくさん煮るときの大鍋ですが、すごく軽いのです!そして汚れがこびりつかない!それだけでもエライのですが、楕円形ゆえ場所をとらないし、対流の具合で煮込んでる間にアクが両側に寄るので取り除きやすい。しかも別売りの蒸し板を使えば蒸しものもできます。いろいろ利点があるけれど、とにかく軽いのがうれしい。仕事でメーカーからいただいたモノですが「クロワッサンの店」で売っています。短径20cm×長径28cm×深さ11cm¥9,500、楕円鍋用蒸し板¥1,500(クロワッサンの店
 

 
チープなフライパン
フッ素加工のフライパンは1000円以下のモノと決めています。なぜかというと、軽いから! フライパンは利き手と反対の左手で振るので軽くなくちゃダメなのです。だからじっくりソテーする料理やお好み焼き、韓国チジミなどには鉄製のフライパンを使います。安物フッ素加工もやさしく洗っていれば長持ちしますよ。恵比寿三越で見つけましたが、デパートや大きなスーパーなら見つけることができるはずです。ガラス製のふたは、今のフライパンの、前の、前のモノについていたのをずっと流用しております(笑)。

◆プラスティックちびボウル
切った材料を入れる、調味料を合わせる、卵を溶く、野菜を水にさらす…などなど、とにかく重宝なボウル3個組。この小ささ(水4カップがやっと入るくらい)が絶妙で、場所をとらず、超軽量だし洗うのもラクチン。しかも電子レンジOKなので、下ごしらえや温め直しにも大活躍しています。10年前くらいに「渋谷ロフト」で買って以来、手放せない愛用品。
 

 
◆焼き網
石綿が付いていなくて、網が外れるところがお気に入りの理由。石綿が付いていたほうが熱の周りは平均になるのでしょうが、私はそれより洗いやすくてこびりつきがないコト、そして軽さ(またか、とお思いでしょうがコレは本当に大事なことなのです!)を重視します。網が完全に外れるから、すみずみまでタワシで洗えて気持ちいい。魚を焼いても臭いが残らないから、うちではトーストもコレで焼いています。今使っているのは既に2代目。渋谷の荒物屋で買いましたが、金物を扱っているお店だったらどこでも売っていると思いますよ。

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