丸めたリングを接合するために、木ヅチで軽くたたきます。さらに、接合部分を銀ロウというロウ材を使って密着させます。銀ロウは、地金よりも融点(溶ける温度)が低い銀合板で、これを溶かして接合部分につけてから冷やすことで、ぴったりと密着できるのです。これで、リングが割れる心配はありません。
誘導棒(チタン製)を使って位置を動かしながら、ロウ材を接着部分に乗せます。 
強くたたくと楕円形になってしまうので注意。 
 リングは楕円形に、しかも大きさを調べると、少し大きくなっていました。そこで、形とサイズを調整。芯金にはめて、号数を確認して印をつけ、木ヅチで浮いている部分をたたきます。リングのサイズを広げるときは、機械を使って調節します。このとき何度かはめてみながら調整するのがコツです。
 
手に持っているのが芯金。たたくとき机に芯金をつけて固定するとぶれない。
サイズ調整ができる機械。レバーを引くことで真ん中の棒が広がり、リングを大きくできるのです。
 リングのふちはヤスリを使って削り、内側はリューターという機械を使って磨きます。リュ−ターの先は、目が粗いものから細かいものまで取り替えることが可能。粗いものを使って形を整え、細かいものを使って光らせていくのです。さらにシルバーを光らせる成分の入った液に入れれば、ピカピカになります。
リューターの先が回転し、リングの内側をきれいに磨くことができます。
リングの周りのでこぼこを取ります。
 ついに完成しました! ピカピカに磨かれたオリジナルシルバーリングです。裏に名前も入って大満足。気がつくと無心で作業をしていました。すごく楽しい2時間でした。この次は、お気に入りの石をつけたり、好きな形を作れる銀粘土をやってみたいなぁ〜、とすっかりデザイナーになった気分!? 
内側のイニシャルがポイント。かなり自慢の力作…。
カメラを担当してくれた和田さん(左)とちえ。2人ともアクセサリー作りにはまりました。 
 1日約10名の予約制なので、1人1人ていねいに先生が教えてくれます。教室には音楽が流れ、みんな和気あいあい作業に取り組んでいました。作るものは自分の好みで選べて、いつでも好きなときに予約をして行くことができます。マイペースで進められ、忙しい人でも習いやすいのが人気の秘密。先生は1日2〜3名いらっしゃいます。男性の先生もいるので、男性の生徒も多いよう。

≪コース≫ 

体験教室は、受講料¥2,000+材料費(地金=¥500、銀粘土=¥1,100)で、1回2時間予約制です。
●予約はこちら→
http://www.mokumeganeya.com/school/
school@mokumeganeya.com
03-3408-7876(平日11:00〜23;00)
●教室開校日→ 
 月・木…18:00〜/20:00〜、
 月・火…16:00〜/18:00〜/20:00〜
 月・土…13:00〜/15:00〜/17:00〜

自分の好きな石(宝石)を選べます。 
教室はいつも明るく楽しそう…。
 通常は、ビギナーコース、ベーシックコース、マスターコース、日本の伝統技術・彫金コース、そしてシルバークレイ講師養成コースの5コース。講師養成コースを終了すると、日本貴金属協会から認定証がもらえ、講師になることもできるとか。詳しくはホームページを見てください。