9月17日
日朝首脳会談で北朝鮮が拉致の事実認める
 小泉純一郎首相と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日(キムジョンイル)総書記の日朝首脳会談が北朝鮮の首都、平壌で開かれた。日本国民の関心は、棚上げとなっている拉致問題。会談で北朝鮮側は、警察庁が拉致事件と認めた8件11人のうち2件4人は生存、新潟市の横田めぐみさん、元神戸市外大生の有本恵子さんら5件6人は死亡、1件1人は不明と伝えた。さらに「8件11人」以外にも2人の死亡と、調査依頼のなかった1人の生存を発表。金総書記は、拉致は特殊機関の一部による国家犯罪だったことを認め謝罪した。また、両首脳は、国交正常化交渉の10月再開など合意事項を盛り込んだ日朝平壌宣言を行なった。
 帰国した小泉首相に対し、拉致疑惑の確認だけで日朝平壌宣言をしたのは力不足と非難の声も上がったが、長く闇に葬られていた拉致問題を、白日ものとしただけでも良しとする意見も多かった。
 これにより、拉致問題は急展開。5人の拉致被害者の一時帰国も実現したが、まだ様々な問題が現在も続いている。