やせられない原因は、いちばん大事なことを知らないため

 何度もダイエットしたけど結局体重は増えた・・という女性、多いですよね。でも、そういう人に言いたいのは、やり方が間違っていたんじゃありませんかということ。
 こまぎれの情報はいっぱい知っていても、自分がどれだけ食べているかちゃんと把握していなかったり、食べ方の常識を知らなかったりという人が非常に多いのです。
 主婦の人だと、残り物をもったいないからとちょこちょこ食べているうちにすごいカロリーを摂取している、そのことに全然気がついていないケースがすごく多い。
 それに「ご飯を一生懸命ぬいて、ケーキを1個だけ食べました」という人がいましたね。自分では頑張ったつもりみたいだけれど、糖分とったら野菜も食べないと、脂肪は燃焼してくれません。脂肪をエネルギーに変えるためには、ビタミンBなどの栄養素が必要でしょう。ケーキ1個より少々カロリーが高くても、タンパク質やビタミンなどもちゃんと入ったご飯とおかずのほうが、ダイエットとしてもずっと効率がいいんです。
 野菜のかわりに野菜ジュースでもいいかって? いけないことはないけれど、野菜そのもののほうが満足感があると思いますよ。それに繊維質もたっぷりとれる。
 食事って満足感も大事でしょう。満足感がないと、物足りなさでついついお菓子に手が伸びるということもあるし・・・。
<よくあるダイエットの誤解>
×砂糖のかわりハチミツなら太らない
 大さじ1の量で砂糖は35kcal、ハチミツは65kcal。
×マーガリンのほうがバターよりずっといい
 むしろマーガリンのほうがバターより少々カロリーは高めです。
×油を使うならオリーブオイルだと太らない
 オリーブオイルも油です。カロリーは他の植物油と同じ。
×飲み物なら、牛乳やスポーツ飲料がダイエットにいい
 清涼飲料水より牛乳のほうがカロリーは高いくらい。
 スポーツ飲料はほとんどが糖分なのでむしろ太りやすい。
×焼酎は太らない
 同じお酒を飲むなら焼酎のほうが少しばかりカロリーが少ないという程度のこと。
×ダイエット飲料は、飲まないより飲んだほうがやせる
 ダイエットという表示を、「これを飲まないより飲んだほうがやせられる」飲み物だと
 誤解している人は、まさかいないと思いますが。でも気をつけて。

30歳を過ぎたら2〜3kg増で即ダイエットを

  女の体って30歳を過ぎたころから、何もしないのに少しずつ体重が増えてくる。基礎代謝量が落ちてきたからなんですね。このとき、「2〜3kgだから、すぐに落とせる」と思って放っておいたら絶対にだめ。2〜3kgのうちに、もとに戻しておくことがすごく大事です。30歳を過ぎると2〜3kgいつでも落とせると思っているうちに、さらに2〜3kg増えてしまいますから。
 ダイエットの先生たちは、「ダイエット生活を一生続けられればいい」とアドバイスします。確かに正解。でも難しいですよね。
 それにダイエット生活を完璧に維持している人って、出来ない人に対してちょっと偉そうなところがあったりしません? だから私としては、「また太っちゃった」なんて言ってる自分のほうが少し好きかな。だからそのためにも、2〜3kg増えたら必ずダイエットを実行するようにしたい。無理がない程度のダイエットが理想ということですね。
余談ですが・・・女心に問いかけてみれば、ダイエットは成功します

●イライラしちゃダメ!
 太ったままでいると、「この人、女をやめてる」なんて思われたりするでしょ。そんな周囲の雰囲気にイライラしながらも、なかなかそこから抜け出せない。なぜなら、女って、心の安らぎのために食べてしまうことがあるから。
 これ、ある程度しかたがないことなんです。甘い物を食べるとセロトニンという気持ちを沈めるホルモンが出るし、食べると心が静まるというのは身体にインプットされているシステムなんですから。
 そう考えるとね、イライラするような状態を作らないよう自分を変えていったり、食べること以外のストレス解消法を持つこともダイエットの秘訣なんです。
●女同士の食事を参考にしたい
 女同士で食事をしているとき、お互いの食べる量やスピードを見ながら食べていることって案外あると思います。いろいろ考えすぎるとおいしいご飯もまずくなるけど、女同士でご飯を食べることは、常識的な適量を知り、自分の食べすぎを抑えられるという点ではとってもプラスですよね。
 ただし自分より太った友達といると、いつも以上に食べてしまうという恐れがあります。これは気を付けたほうがいいかもしれませんね。
●暇なときに起こりやすい「偽の食欲」に注意
 それから、何もすることがなくて、テレビをつけたけどつまらない…なんていう時に起こりやすい「偽の食欲」も大変危険。お腹は減っていないのに、心の満足感を得られない時に起こりやすいので、退屈しのぎにこまめに歯を磨くなんてどうでしょうね。太っている人は面倒くさがり屋さんが多いから“また歯を磨くのは…”って歯止めになるかも。
●子供や友人を監視人に
 ひとりじゃとてもダイエットを続けられないという人は、子供を監視人にしてみるのもひとつの手ですよ。子供は見たままストレートにものを言うので、自分の現状を思い知らされつつ、お菓子に手が出そうなときにはカツを入れてもらう。
 実は、私もそれで痩せられたんですよ。やせられなかったほうが10万円を払うという約束で妹とダイエットの競争をして、「お母さん、これ食べたら負けちゃうよ」って注意されながら、見事に10万円いただきました。
 他にも、夜にダイエット仲間とジョギングをしたり、子供を幼稚園に送った後に集まってウォーキングする友達を作るなど、お互いを監視しあう仲間を作る方法もいいですよ。

 





「手っとり早く始められる運動としては、ラジオ体操っていいと思う。体操のしかたも入っているシングルCDがありました。いかがですか?」
(吉田さん)