忙しい時でも、きれいな肌作りと部分部分の形作りは外せません

 朝、じっくり鏡に向かってメイクするのってなかなかたいへん難しいですよね。
 私の最低限のメイクは、スキンケアがすんだら、まずUVカットのベース。それからコンシーラーでシミを隠し、ファンデーションを塗る。チークを入れて眉を書いてマスカラと口紅もはずせません。
 なんて言ってたら、全部じゃないの?なんて思われるかな。でもきれいな肌をきちんと作ることと、顔の部分部分をきちんと形作ることは、やはりメイクの基本なんです。
 時間的には20分くらい。そこで気を使うのはディテールの美しさ、なんて言ったら大袈裟かもしれませんが、眉が左右違ったり、口紅がはみ出たりというのは絶対にないようにします。だってせっかくメイクをしたのに、それじゃ意味がないと思いませんか?
★武知さんのアドバイス★
1・スキンケア編
 25歳を過ぎた肌に欠かせないのはローション。しかも、肌にローションがしみこまなくなるぐらいまでパッティングしたほうがいい。
 水分がたっぷり肌にあると日焼けも防げるんです。不思議ですか? びしょびしょの洗濯物を想像してみてください。なかなか乾かないですよね。あれと同じの原理らしいんです。これは『オルラーヌ』の鶴岡先生から聞いたお話。
 だから、市販のSPF数値の高い日焼け止めを塗るのもいいけれど、その前段階として保湿をたっぷりしておくこと。だからローションは質のいいものを選びましょう 。

「私はこの10年間、オルラーヌの「エキストレ・ヴィタール」を愛用しています」(武知さん)


武知さんご愛用のコンシーラーの数々。(左)今回プレゼントのエリクシール「ポイントレーザー スティック」、(中)資生堂エメルジェ「ブライトニングニュアンス」、(右)資生堂エメルジェ「コレクティングパレッド」
2・ベース&ファンデーション編
 キレイな肌は、ベースを塗る段階のコンシーラー使いがキレイ肌の秘訣。今はシミだけでなく、デコボコや毛穴とかもコンシーラーで80%くらい隠せます。コンシーラーは国産が優秀だと思いますね。数も豊富なので、必ず自分の悩みに答えてくれるものがあるはず。
 やりがちな間違いは、鏡から10cmの距離で見て、「シミがまだ消えない、もっと塗らなくちゃ」と厚塗りして、かえってその部分を目立たせてしまうこと。普通、人と人とは1mくらいは離れています。鏡から10cmで見て消えてなくてもいいんです。
 ベース、コンシーラー、リキッドファンデーション、お粉。もうひとつプラスするなら、ホワイト(ハイライト)をつければ、キレイな肌の出来上がりです。


3・口紅編
 自分に似合う色の口紅を見つけるのは難しい。他人の口紅がいいなと思っても、自分の唇に塗ったらなんか違う。だから口紅を買うときは、試して一番しっくりくるものを選びたいですね。
 口紅をつける時は、一手間かけると見違えるようにキレイになります。ことにベージュ系の口紅は、コンシーラーやお粉で唇の色を隠してから塗るとキレイに仕上がります。
 もうひとつ、30歳くらいから口角がさがってきますから、コンシーラーで角をはっきりさせることも大事。コンシーラーを、唇の口角の外側部分をなぞるように塗ると、口角が上がって若々しくなります。
武知さんは、この春ピンクがお気に入り。(左)エスティーローダー「クリスタルベビー ピュアカラー」、(中)エスティーローダー「クリスタルベビー(グロス)」、(右)アルビオン「アニバーサリー リップジューシー104」

効果を実感すれば、メイクはもっと楽しくなる


「必ず、目元や口元には新色を入れま
すね。」(武知さん)
シャネル「レ キャトル オンブル08」
  自分の肌に合った年相応のスキンケアをきちんとすることで効果が表れ、キレイな肌を実感すれば、その後のメークが楽しくなる・・。といっても何かトラブルでも起きない限り、スキンケアの効果を実感することって少ないんじゃないでしょうか?だからいつものケアで何か違うと思ったとき、必ずスキンケアを見直してください。
 それから、朝起きたら顔にブツブツが・・・なんて急な出来物は、精神的なものが影響していることが多いので、アロマなど自己流のリラックス法を取り入れて、ストレスをなるべく溜めないようにするのが理想です。鏡に向かっている時間を、そういうリラックスタイムにできればいいですね。自分自身をじっくり観察して、心を落ち着かせ余裕を持ってメイクを楽しんでください。
 女性は皆キレイになる特権を持っています。そのきっかけのひとつがメイクであって、メイクによって性格の暗かった人が明るく活動的になったりすることもあります。
 人は外見じゃなくて心だよ、とよく言いますが、私は外見もすごく大切だと思っています。外見をキレイにすることで、自分に自信が持て前向きになれる。
 そして、いつも若々しくあるためにも、コスメはひとつのものを使い続けるのではなく、その時々のトレンドや季節感、肌の状態などでチェンジしていく。そんな気持ちを持っていれば、女性は年をとっても、じゃなくて年をとるほどにキレイになっていくと思います。
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