『「ヘアサロンのようにうまくスタイリングできない」と、
自分の髪にウンザリしている人いませんか?』 
そう話し始めたのはベテランライターの堤ゆかりさん。 
これまでの取材経験から、意外!と感じたヘアケアから、
ナルホドと納得したスタイリングの方法に至るまで、じっくり教えてもらいました。
(このページのイラストは全て、堤さん自らが書いてくださったものです)


話し手
堤ゆかりさん


Muffinをはじめ女性誌で主にヘアやコスメのページを担当しているフリーランスライターの堤ゆかりさん。仕事柄、ヘアメイクやスタイリストから直接スタイリングのノウハウを教わったり、取材でカリスマ美容師のサロンを訪れることが多い。「昔からヘアケアにはこだわっていましたね。今でも、いいな!と思ったら何でもすぐに試してみることにしています」

トリートメントは保護するだけ。傷んだ髪にはシャンプーが重要。

 カラーリングやパーマをかけた後の髪は、コシやハリがなく、おまけにツヤが落ちたりと、元気がありません。「それならトリートメントすれば大丈夫!」と思っている人、いませんか? …実は、私もそう思っていました。しかしそれは間違った知識だったんです。カラーリングなどをすると髪に元気がなくなってしまうのは、髪の中にアルカリ分が入ってしまうから。髪の中からじわじわとアルカリ分が出てきて、表面のキューティクルを傷めてしまうんですね。だからまずは髪を傷めてしまうアルカリ分をなくすことが重要。そのためには、"トリートメント"よりも"シャンプー"のほうが大切なんです。トリートメントやコンディショナーは、あくまでもシャンプーした髪をサポート(保護)するためのもの。使用後、髪がしっとりサラサラするので効果があるように感じるけれど、それは感触だけで実際には髪が元気になったわけではないのです。どんなシャンプーが良いのかというと、アルカリ分を中和させる弱酸性のものや、ピュアなアミノ酸配合のものなのです。

ドライヤーはなるべく使わない。使うときは根元だけ乾かす。

 私はドライヤーは使いません(きっぱり)。髪質が柔らかく、ねこっけだからというのもあるのですが、髪を傷めないためにも自然乾燥が一番です。しかし、お風呂に入ってすぐ寝てしまう…という場合は例外で、「根元」だけを乾かすようにしています。そうすることでクセを少なくする効果があるんです。朝起きたらWAX+水を手のひらで伸ばして、毛先を中心に形をつけてスタイリングしています。
 しかし、朝起きて頭が爆発! なんてことになっていたら…、

1 水で気になるところを押えて
2 WAX+水を手のひらで伸ばして、毛先を中心に形をつけます。
3 それでもクセが気になるときは最終手段。
  髪の毛のいってほしい方向に髪を引っ張りながらドライヤーをあてます。

 WAXに水を加えるのは、そのまま使うとベトッとした仕上がりになってしまうから。WAXひとつでさまざまなヘアスタイルに活用したいときも「ちょっと水を加える」というこのテクニックは、とっても便利です。


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