今、「出会い系サイト」と聞いて浮かぶのは「危険な恋」。でも多くの人は、メル友ってどんなの?という軽い好奇心や、夫以外の男性とちょっとメール交換してみたいな…ぐらいで自分なりに楽しんでいるはず。もちろん中には、「健全なネット恋愛をしているのに、最近は引け目を感じてしまって」なんて人もいて、そんな声もMuffin-Netには届いてきます。でも、確かに事件がつづくとちょっと不安になってきますよね。
 そこで今回は、本当に「出会い系サイト」は危険なのか、ネットで知り合う男性は危ないのか、ネット恋愛の経験者たちに聞いてみました。

このグラフは、マクロミル・ドット・コムが20代から40代のiモード利用者を対象に『出会い系サイト』に関するアンケートをWEB上で調査した結果です。(以下同)



「ネット恋愛」を求める男のキモチってどうなの?
 話し手
 東京在住
 40歳 独身 
 サラリーマン
ネット恋愛経験は、パソコン通信時代を含めるともう15年以上という超ベテラン。
向上心と探求心のかたまり(?)の彼のターゲットは、独身女性から人妻までと幅広い。
ソフトな声で「同時に5人以上と付き合っていたこともある」と、
嫌味なくサラリと語るところが、彼の魅力なのかもしれない。
そんな彼のポリシーは「恋愛はゲーム性が、命」
なぜ、「ネット恋愛」するの?
 「出会い系サイト」って、ナンパに似ているんです。しかもナンパより効率がいい。若いころは、友達と「誰でもいいからナンパしよう」と何時間も街角で声をかけつづけ、何十人もの女性にふられて、それでやっと1人だけが付き合ってくれた…という感じだった。それに比べて、「出会い系サイト」は成功率がすごく高いんですよ。10人にメールを書けば、3〜4人からは返事返ってきますからね。そしてほとんどの女性と実際に会っていますよ。相手の年齢は、20歳ぐらいから年上まで、ホントいろいろですね。
 でも若い女の子はあんまり楽しくない。それから結婚願望が強い女性はダメ。どちらもすぐに「逢いたい」って言うし、味のある会話が成立しないから。僕にとって一番重要なゲーム性がありません。男と女のかけひきを楽しむみたいなことです。むしろ、人妻のほうが会話は楽しいですよね。
 結婚している女性で落ちやすい人というのは、「生活の中に隙間がある人」。そういう人は書いてくる文章からも隙間風を感じてしまいます。たとえ普段は活発な女性であっても、出会った時に隙間があれば簡単に落とせますね。落とすって、そりゃ、そういうことです。

(資料 マクロミル・ドット・コム)
どんなメールテクニックで女性を落とすの?
 大人の女性でメールをくれる人は、結婚していてもしていなくても「癒し」を求めていると思いますね。だから、一番大切にしているのは、手紙でいう「時候の挨拶」みたいなもの。メールの冒頭に目の前の景色やその日の気候や気持ちをロマンティックに入れること。
 そして徹底的に聞き役にまわる。朝まで愚痴に付き合うぐらいの気持ちで。人妻の場合は、「旦那が浮気している」とか「仕事が忙しくて全然相手にしてくれない」といった愚痴を書いてくる場合が多いけれど、そんなときは最初に彼女を持ち上げる。つまり君の気持ちわかるよというふうに書いて、その後に、「でも旦那さんだって仕事で大変なんだ。男の僕にはそれがわかる」などと旦那のフォローをする。
 こんなふうにもっていくと、ほとんどの女性が心を許してくれますね。「そんなことまで、会ったことのない俺に言っていいのかよ」と思うくらい無防備になっちゃう。だから逆に、「僕には旦那の代わりはできないんだよ」と逃げ道を確保しておかないと、僕のほうが危ない(笑)。
「ネット恋愛」で犯罪が起きる今の状況をどう思う?
  殺人事件にまでなっちゃう「ネット恋愛」は、携帯のメールが多いでしょう。携帯だと長い文章を書くことができないから、単純な言葉の交換だけでしょ。すぐに会う会わないって話になっちゃうし、僕は楽しいと思わない。
 若い男だったら、やりたいだけだからそのほうが簡単でいいだろうけれどね。僕の若いころ? やっぱりやりたいだけだったと思いますよ。セックスに至るまでにかける労力は少なければ少ないほどいい。若い男のほとんどはそうですよ(笑)。若い男の性急さを、真剣に思ってくれていると思ってしまう女性は、気をつけたほうがいいかな。
 でも、僕は、どんどんそういうのがつまらなくなった。メールで友だちになるんだから、文章を楽しむとかいうことが全然ないのは、やっぱりつまらない。共通の趣味の話なんかしながら、相手の人柄や雰囲気、おかれている状況なんかを想像したいじゃない。見たこともない相手の心の中を知り尽くすぐらい何度もメール交換してこそ、会ったときに「初めて会った気がしない」という言葉が出てくるんだよね。
 そういうのが、「ネット恋愛」の醍醐味だと思うけれどね。
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