Vol.90
テーブルクロスを使った、手間なし模様替え(2003年3月25日)
あまり手を加えずに部屋全体の雰囲気を一新するのに、布一枚の効果は絶大です。でも、億劫なのが、「縫う」という作業。そこで、そんな手間をかけずに、あっという間に出来上がってしまうファブリック・インテリアを紹介します。

 今回、注目するのは、素敵な柄や模様のテーブルクロスです。壁に飾ったり、カーテンにするなど、アイディア次第で使い方はさまざま。春らしく、大胆に部屋の雰囲気を変えるのに最適なアイテムです。
 飾ることを目的にする場合は、テーブルクロスの上に敷くトップクロスがおすすめ。高級感あふれるデザインが多いので、本来の目的以外にもインテリアとしての利用価値は高いのです。クロスの上部をひと折りして、その中に芯となる細長い木の棒を入れてタペストリーとして壁に吊るします。存在感のある部屋の主人公になることは間違いなしです。トップクロスのほか、モダンな柄の風呂敷でも応用できますね。重しの代わりにタッセルをコーナーにつければ、布地もピンと張るうえ、豪華さも満点です。
 大判のテーブルクロスは、吊るすだけでカーテンに早変わりします。テーブルクロスをカーテンレールに掛けるだけで、けっこう、それらしくなってしまうから驚きです。一般的なテーブルクロスなら、縦の長さが2m前後あるので、たいていの家の窓のサイズに合うはずです。
 つけ方は、テーブルクロスに穴をあけて、専用のフックを通すだけ。フックは目につくので、おしゃれなデザインを選びましょう。もし、丈が長い場合は、カーテンの上になる部分を手前に折り曲げて、フリルのようにすると、縫う手間は必要なし。
 これからの季節、さわやかで気持ちのいい我が家にするために、テーブルクロスのファブリック術をぜひ、試してみてください。
即席タペストリーとは思えないほど豪華でしょう。額に入れて飾っても素敵ですね。
これからの季節、淡い色合いのクロスを選ぶと、部屋に広がりとさわやかさが訪れます。
クロスの上部に入れる芯になる木は、動かないように両面テープで固定します。
フックの穴はきりやドライバーであけて。ほつれが気になる人は、ほつれ防止の鳩目をつけると完璧。
撮影/南雲保夫