Vol.86
キッチン小物の楽しいディスプレイ法(2003年2月25日)
さまざまな形や素材のキッチン小物は、棚に並べたり、壁に掛けるなどすると、料理中でもサッと取り出せるから便利。さらに、そんな小物をセンスよく飾ると、キッチン空間が素敵になり、料理を作るのも楽しくなります。

写真1 オールドパインのキャビネットが存在感を発揮しています。形の異なるツールは壁を利用して掛けると、見た目も使い勝手もいいですね。
 キッチン小物を飾るためには、まず、飾るスペースを確保します。利用したいのは、腰高ほどの低めのキャビネット。置いたり、掛けたりと、この空間をにぎやかに演出することで、キッチン全体がパッと明るくなります。
 キャビネットの素材や色は全体の雰囲気と合わせて選ぶのもいいけれど、おすすめは温かみのあるパイン材。空間をやわらくするだけでなく、どんなタイプの小物とも相性がいいからです。
 ディスプレイするキッチン小物も、できれば選んで飾りたいもの。ポイントは、基本カラーを決めたら、あまりほかのカラーを多用しないこと。ここで紹介する写真の場合は、キャビネットの色に合わせたナチュラルカラーとシルバーがベースですが、これだけで自然に演出されるから不思議ですね。
 スパイス、調理器具、食品などを種類別にまとめ、ゆとりを持たせながら置くと、見た目のバランスがよくなり、使い勝手もアップします。調味料のびんのラベルが見た目によくないときは、はがしたり、形が見栄えしない場合は、別のシンプルなびんに移す手間も惜しまずに。このちょっとした手間がきれいに飾るコツともいえます。
 また、ステンレスやガラスなど、冷たい印象の素材が多くなったら、果物や植物でアクセントをつけるといいですね。心地よく、よりセンスアップされた空間になりますよ。
撮影/大西公平