Vol.85
子供机はちょっとユニークが楽しい
(2003年2月18日)
新入学を控えた親御さんたちは、「学習机はどんなタイプがいいかしら?」など、頭を悩ませているのではないでしょうか。でも、低学年のうちは自分の机があってもひとりで使うことはほとんどなく、お勉強はダイニングテーブルでお母さんと一緒にするのが現実のようです。あせって用意するより、じっくりと住まいや子供の好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
写真1 机に向うときは、三角の囲いがほどよい仕切りとなってお勉強や作業に集中できます。
今回紹介する子供机2例は、両方とも市販品ではなく、住まいに合わせて特注したとてもユニークな形の机です。子供たちは遊び心のある物や空間が大好き。住まいの条件が合えば、こんなタイプの机を用意してあげると子供たちはきっと大喜びしますよ。
最初の机は、吹き抜けの2階のホールに小さな三角の机を置いた例です。子供に個室はいらないけれど、“お城”は作ってあげたいという、両親の願いから誕生した空間です。子供机が置いてある真下はリビングなので、吹き抜けを通して家族の気配を感じながら過ごすことができます。そのため、親の姿は見えなくとも、子供たちは安心して過ごすことができるのです。
三角の机は移動することもでき、ふたつを合わせると四角いテーブルとして使えるのもグッドアイディア。お友だちが来て、遊ぶときなどに重宝しますね。
もう1例は半円にカーブした窓辺に沿って作り付けられた机です。机といってもカウンターのような棚板が渡っているだけ。引き出し部分は市販のケースやボックス家具を入れ込んで机のように見立てています。そのため、奥行きは限定されますが、幅のサイズは自在に変更することが可能。サイズにゆとりがあるので、今は母親の家事机も共有しています。窓辺にあるので採光は充分、明るい空間になっています。
両方ともゴージャスではなく、いたってシンプルですが、アイディアで楽しい机になっています。子供たちはこんな両親の愛情がいっぱい詰まった机やコーナーが大好きだと思います。
写真2 子供の遊び場も広く用意。床は柔らかくて暖かな感触のコルクタイルを採用。
写真4 カウンターはL字金具で数箇所を固定。ご覧のように市販のボックス収納家具を入れるなどして活用しています。
写真3 椅子の置いてある部分が子供たちの勉強スペース。右の手前につながるカウンターには、母親のスペースがあります。
撮影/鈴木克宏
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