しめ飾りは禍神が家に入ってこないように、玄関や神棚に飾ってきたものです。形や飾り方は地方によって異なりますが、託す思いは一緒。もちろん時代が変っても私たちの思いは同じです。そんな意味あるしめ飾りを自由な発想で飾ってみましょう。例えば、写真1を見てください。飾りのないしめ飾りを手に入れ、棒に刺してスタンドタイプにします。組み紐や松、水引きなどで彩ると華やかなお飾りの出来上がり。風呂敷を敷いたり、金屏風、獅子などのお正月らしい小物、またお花も一緒にアレンジするとさらに雰囲気がアップ。玄関やリビングなど、どこに飾ってもいいですね。床の間のない洋風の家では、家具の上などを特別なお飾りの場所にしてみてはいかがでしょう。普段はさまざまな物を置いている家具の上も、市販のしめ飾りを中心に絵皿やお花を添えて飾ると素敵なコーナーになります(写真2)。
主婦がいちばんお世話になる場所、台所の神様にも厳粛にしめ縄を飾りましょう。そして、ほんの少しのスペースでかまわないので、升に米、塩、酒を奉り、“食”が豊かであり、火の元が安全に過ごせるように祈るのです。下に和紙を1枚敷くと、あらたまった場所になります。米や塩などのほかに、大豆や小豆などの豆をお皿に飾ってもいいですね(写真3)。
玄関(写真4)には長めのしめ飾りを丸くしたリースを手作りするのはいかがでしょう。シンビジューム、松、南天、松ぼっくりをくくりつけるだけだから簡単。お花には水を含ませたコットンを巻き、ときどき霧吹きで水を与えると長持ちします。
寝室の枕元にも夫婦仲よくの意味を込めて、一対のしめ飾りを飾りましょう。つがいの置き物があればそれも一緒に飾るといいですね。お餅は紅白の平らなものを斜めに重ねていますが、上に重ねる方法とはまた違った雰囲気になるので、寝室のような落ち着いた場所には適した飾り方だと思います(写真5)。 |
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| 写真1 柳に紅白の餅をつけた、餅花を垂らすとグンと素敵な空間になります。 |
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| 写真2 絵皿には獅子のしおりを両面テープでつけ、しめ飾りには実の枝を飾って。 |
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