Vol.69
ラグやカバーリングでお部屋の冬支度(2002年10月21日)
肌寒い季節の到来。リビングのインテリアもそろそろ衣替えをしたくなりますね。くつろぎ感をアップさせながら、この季節にふさわしい温かみのある素材や色を選んで、見た目もあったかなお部屋作りをしたいものです。

写真1 ラグは明暗が強調された配色のものは狭く感じるので、避けたほうが無難。のんびりと落ち着きたいなら、シックな色調がおすすめです。
 椅子やソファーの生活に慣れていても、この季節はついゴロンと寝転びたくなりますね。そこで取り入れたいのが、ラグマット。ほんの2畳ほどでいいのです。クッションを2、3個バランスよく配置して、くつろぎの場を作ってみませんか。例えば読書を楽しむなら、スタンドや本をインテリア小物のようにディスプレイ。かたわらにソファーを置くとコーナーが立体的になり、空間に表情が出てきます。
 ポイントはラグマットの選び方です。柄や色次第で空間の印象を変えてしまうこともあるので、今のリビングとかけ離れない雰囲気のものを選ぶことが大切です。写真1のラグは古典的でありながら、モダンでエスニックも感じさせる印象があります。このようにさまざまな要素を含んでいると、どんなタイプの住まいにも合いやすくなると思います。また、総柄は空間の印象が散漫になりがちなので、写真のように中央にメインの柄があり、縁取りがアクセントになっているタイプを選ぶと失敗がありませんね。空間を引き締め、すっきりとした印象になっています。
 ソファー・カバーのポイントは、なんといっても布の選び方でしょう。まず、季節感を出すため、素材は厚手のウール入りがおすすめ。色も同じ理由で選びますが、見た目にやさしいアースカラーなら、季節をより素敵に彩ります。
 そして、ソファーはリビングの主役でもあるため、柄は大ぶりにして存在感をアピールしましょう。クッションは同じ柄をセットし、さらなるテクニックとして、多少、色の違うチェックと同系色の無地も組み合わせてみます。ほんのちょっとですが、色や柄に変化を加えると、単調にならず、おしゃれに演出できるからです。このアレンジはあくまで素材を同じにすること。それが成功の秘訣です。
写真2 写真のカバーは周囲が濃い茶色で縁取られたマルチカバーを使っていますが、こうした縁取りタイプも新鮮ですね。
撮影/大西公平