Vol.64
さわやかカントリー風のキッチンリフォーム(2002年9月17日)
キッチンが古くて、狭くて、料理するのもイヤ…なんてぼやいているあなた、思い切ってリフォームはいかが? それも全面リフォームではなく、部分リフォーム。低予算で見違えるほどきれいなキッチンが誕生しますよ。

写真1 窓から光が入り、明るくさわやかな空間に。元のキッチンセットは、向かって左の壁沿いにありました。アンティーク調の照明も雰囲気にぴったり。
 住まいの中でいちばん老朽化が早いのがキッチンやバスなどの水まわり。特にキッチンは毎日、長い時間を主婦が過ごす場所なので、少しでも使いやすい、お気に入りの場所にしたいものです。
 今回、紹介するのはあまりお金をかけずに、デザインも使い勝手も断然に向上したお宅。部分リフォームでも、これだけ理想のキッチンが実現することを知って欲しいと思います。
 Aさん宅は、壁沿いにあった昔ながらのキッチンセット、暗い色調の壁紙、床がクッションフロアと全体的に古臭いイメージでした。それを窓際にキッチンセットを移動し、扉だけをムク材に交換、新たに作業台を作り、壁や床はタイルをあしらうという案でリフォームを決行。その結果がこのキッチンです。
 料理は明るい窓際を向いてできるようになったので、気分は最高。既存のキッチンの扉だけの交換はコストダウンに大きくつながっています。Aさん宅はキッチンセットを移動しましたが、キッチンの扉の色が気に入らない場合には、位置はそのままで扉だけのプチリフォームも充分可能であり、見た目の変化も期待できるのです。
 収納部分もカウンターやダイニングとの間に作業台(内部は収納)を設けることで、ゆとりの収納が得られています。
 見た目も扉のムク材と壁やカウンターの白いタイル、床のテラコッタタイルで明るく、さわやかなカントリー調になりました。
 使い勝手もシンクと平行の作業台が調理をラクにしてくれます。作業台はダイニングとの適度な間仕切りの役割も果たし、見た目にもすぐれた効果を発揮しています。
 憧れませんか? こんな素敵なキッチン。すべてのリフォーム費用は最新のシステムキッチンと同じくらいの価格で実現しています。知恵を絞れば、お金をかけずとも夢は実現しますよ。
写真2 作業台は移動可能で、調理や配膳に大活躍。天板が白いタイルで清潔感があふれます。キッチン側はオープン棚で電気製品や調味料を収納。
写真3 上部は飾り棚にしておしゃれな小物をインテリアとして飾りながら収納。下部の見せたくないものはカーテンで覆って。
写真4 出窓には雑貨やキッチングッズをディスプレー。たくさん飾らないのがポイント。
写真5 ガスコンロの隣の扉は洗濯機&乾燥機スペース。家事がキッチン内で一気にできるので便利。おまけに扉付きなので、キッチンと洗濯スペースのけじめがつくのがいい。
撮影/大前信明