Vol.53
壁面に複数のアートを飾る(2002年6月24日)
アートはどこにどう飾ろうか、どうすればバランスがとれるのか、けっこう悩みがちです。ましてや大きな1枚ではなく、何枚もの額を飾るともなるとお手上げ状態という人が少なくないのでは? 今回はそんな悩みをすぐさま解決する、簡単なバランス感のあるアートの飾り方を紹介します。

写真1 壁やソファーの白の空間に、濃い色の額がひときわ映えています。フレーム自体を同じにすると空間が落ち着きます。
 複数のアートを飾る場合のもっとも簡単な方法は、フレームの上辺を揃えて並べることです(写真1)。これで壁面のバランスがとれます。フレームはまったく同じである必要はありませんが、中の絵のテイストを同じにするのがコツです。飾る位置は基本的に、立ったとき自然に視界に入るくらいの高さがベストです。額の位置が決まったら、ほかの小物の配置は壁面を1枚の画用紙にたとえ、絵を描くつもりで配していくと成功します。手前に置く家具や小物に、アートの中の色を使うと、ひとつの調和した空間が生まれ、グッとセンスアップします。
 写真2のように大小たくさんのアートを飾る場合は、上辺を揃えると同時に、両サイドや下辺も揃えるようにすると、見た目よく飾ることができます。初心者なら、まずはこのように上辺を揃える、四角を作るように並べるといいでしょう。
 それから、ちょっと上級者っぽい手法になりますが、同じくらいの大きさ、トーンのフレームを縦に並べると、壁面がアーティステックになります(写真3)。この場合は、壁は横広がりより、縦長のほうが適しています。
 中に飾る絵は、お気に入りのポストカードなどで充分壁面は引き立ちます。壁が殺風景だなと感じたら、こうした手法で素敵な壁面を作ってみてください。
写真2 あまり統一感がない額も四角のスペースにおさめてしまえば、まとまりが出ます。
写真3 小物も同系色でまとめたセンスある飾り方。
撮影/南雲保夫