Vol.43
インテリアに溶け込む、テレビ&オーディオ(2002年4月16日)
黒くて、大きいテレビやオーディオ。実はこれ、インテリアをしつらえる上でとても邪魔な存在です。でも、あきらめないで! これから紹介する実例を参考にすれば、あなたのリビングもきっと素敵になるはずです。

写真1 エレクターはサイズがさまざまにあるので、部屋の広さやテレビ&オーディオに合うサイズを選んで。
 ほんの数年前まで、テレビ、オーディオといえば黒だったのに、最近はシルバーやカラフルなものも出ています。大きさも薄型で場所も取りません。そうしたタイプならリビングに置いてもそれほど目立たず、インテリアの邪魔になることもありませんが、大きい、重いのタイプは、あまりにも存在感があり過ぎます。でも、そこはやり方次で、上手にインテリアに溶け込ませることが可能です。
 写真1は、モダンな家具やカラフルな色合いの小物でコーディネートした若々しい印象のリビングです。テレビやオーディオはどこのお宅にもありそうなタイプですが、ステンレス製のエレクターにすっきりとまとまっています。エレクター自体がおしゃれなため、テレビとオーディオを乗せてもその存在感は健在です。すっきり見せるコツは、テレビとオーディを置く棚以外は、ものを最小限にすること。そして、暗い印象の色を避けて、さわやかなグリーンも配すこと。そうすれば、圧迫感がなく、お部屋に合うコーディネートができます。
 同じ棚でもシンプルな木の作り付けに置いているのが写真2。素朴なフランスの田舎家のようなインテリアですが、無機質な存在のAV機器を木のぬくもりが柔らかい雰囲気に変えています。この一角は、テレビなどの黒と壁の白、木の茶色の3色だけでまとめられているので、落ち着いた感じです。小物も雰囲気に合うものだけをセレクトしている点がグッドです。
 どこに置いても邪魔になるという場合は、写真3のように扉付きの家具を作って隠してしまいましょう。見るときだけ扉をオープン、いつもはチェストとして存在させればいいのです。
 ところで、今、注目の液晶タイプのテレビですが、写真4のようにシルバーベースのインテリアの中に置くと、まったく違和感なく存在します。これこそ、まさにインテリアとの融合ですね。

写真4 シンプルなテレビは部屋をモダンに演出します。
写真2 リフォームを計画しているお宅は、壁付けのこんな棚がおすすめ。
写真3 費用はかかりますが、こうした家具があると自由にインテリアが楽しめます。
撮影/多田昌弘、高橋武史