Vol.37
シンプルな家具で作る子供空間
(2002年3月05日)
この季節、子供の空間をどう作ったらいいか悩んでいる人も多いでしょう。そこで、子供の成長や環境を考えた家具選びや空間作りを提案したいと思います。子供たちが大喜びする、素敵なコーディネートをしてあげてください。
机の天板や椅子の高さを変えれば、大人になっても使えるデスク。自由に遊べるベンチやテーブルがあると、遊びの発想も広がりそう。
子供家具を賢く選ぶなら、机も椅子も子供の成長に応じて調節できるタイプを選択するのがいいと思います。一般的に机は小学校入学の際に購入するお宅がほとんどだと思いますが、机を勉強の場として使いこなせる時期は、小学校の高学年といわれています。ですから、それまでの期間は机に向かうための訓練の時期と考えるのがベスト。つまり、将来、勉強好きな子になるために、机に向かう時間が苦にならないような机を与えてやることなのです。そのような机とは、子供が好むお絵かきや工作が自由にできる広いスペースがあること。そして、色やデザインはシンプルがおすすめ。子供の持ち物は形や色がたくさんあるので、家具まで主張すると空間が落ち着かなくなるからです。まだ小さいうちは、高価な机を購入しなくても、ボックスや引き出しを脚にして、広い天板を付けて与えるだけでも充分なのです。
セッティングのポイントは机や本棚などはなるべく低めに、子供の目の高さに合わせること。これは使いやすさと空間の広がりを得るためです。収納は引き出しや扉内にしまうとすっきりしますが、中はぐちゃぐちゃということにもなりかねません。むしろオープンな棚を用意し、お気に入りのグッズを飾りながら楽しく整理する習慣を身につけさせてはいかがでしょう。
スペースは広くなくてOK。子供は自分の居場所ができるのが何よりうれしく、大切なのです。そんな空間をプレゼントしてあげてください。
シンプルでオーソドックスな色と形で統一してあるため、デスクがふたつ並んでも空間はとてもすっきりした印象です。
これはちょっとユニークなデスク。窓辺に向かったふたつのデスクは合わせると8角形のビッグテーブルになり、誕生パーティなどのとき大活躍!
撮影/大西公平 目黒伸宜 鈴木克宏
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