Vol.111
自分流にしつらえる素敵インテリア(2003年8月26日)
インテリアに対しての関心は人一倍あるけれど、自分の理想とするスタイルを上手く表現することができない、という人も多いのではないでしょうか。そんなあなたにアドバイスしたいのは、どんなスタイルにせよ、色にせよ、こだわって統一をするということです。今回はブリティッシュテイスト&白のインテリアにこだわったお宅を紹介しますので、あなたのお部屋の参考にしてみてください。

写真1 カーテン、テーブルクロス、籐椅子、クッションが白で統一された清潔なイメージのリビング。カーテンのタッセルを下のほうにつけているのは、カーテンの縦のラインを共闘し、部屋を広く見せるためのテクニックです。
 住いはそこに暮らす人の思いが表れます。こちらのお宅は何度かのイギリス旅行で触れたイギリス人の暮らしやインテリアに影響を受けたとか。それは、隅々まで白を基調にした徹底したブリティッシュカントリー。素朴なアメリカンやフレンチにはない優雅さが漂います。
 もし、あなたが家具やカーテンなど自分なりに一応は揃えているけれど、難だか雑然としてポイントがないと悩んでいるなら、それは多分、いろんなスタイルに目移りして、不統一なものがさまざまにそばにあるからではないでしょうか。その都度、それなりに気に入ったものでも、テイストが統一されていないと、まとまりはつかないものです。
 真剣にインテリアを考えようとするなら、持ち物をちょっと整理してみましょう。そうすると、本当に自分が求めているスタイルが分かってくるはず。余分な物は思い切り処分することも必要です。あなたの気に入ったスタイル、好きな物だけが残ったら、あとは自由に飾ればいいのです。ただし、くれぐれもものは増やしすぎないように。せっかくシンプルに選んだのですから。
 こちらのお宅も目に入る色のポイントは白に徹底されています、加えている色も白を邪魔しない程度。とても品よく、心地よい空間であることが伝わってきますね。
 まずはこのようにひとつの色にこだわってみるのも得策。この秋、あなたのテーマカラーを決めて、こだわりのインテリアをしつらえてみてください。
写真2 天気のいい日には庭のミニテーブルに白いクロスをかけて、白いティーセットでお茶を楽しむ。ゆとり…ですね。
写真3 タオルなどの収納は白の籐ボックスに。トップにも白のクロスを掛けてちょっとした飾るコーナーにしています。
写真4 トイレの飾り棚も白い木枠。生活感のあるものは隠すのがやっぱりおしゃれね。
写真5 ホウロウのブレッド缶はリビングに置いて雑誌や新聞を収納。アイディアでどんな物を入れてもOK。
写真6 キッチンの壁、キャニスター、小物類も徹底して白。ポイントに飾っているグリーンが目立ちますね。
撮影/山本正樹

☆『インテリアのおけいこ』は今回で最終回です。長い間、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。これまで紹介した小さなインテリアのテクニックが、みなさまのお部屋や心にとって心地よいものであったら幸いに思います。
 また、これからはインテリアスタイリストの佐久間恵子さんが提案するインテリア・アドバイスが始まります。こちらのほうも引き続きご愛顧ください。
 では、いつかまたお目にかかれる日まで…。               さようなら
下川良子