Vol.102
中古家具をペイントしてリニューアル(2003年6月17日)
家具を自分で塗り替えることは日本ではあまり馴染みがありません。でも、欧米では家具はもちろん、家までも自分たちで塗り替えてしまうほど一般的です。今回はそんな欧米の人たちを真似たペイント家具を中心に、味わいのあるインテリアを紹介します。

 写真1を見てください。ペイントした家具は、右の黄色の棚。これ、実はリサイクルショップで見つけた古い本棚でした。それをアクリル絵の具をスポンジで叩くように塗ったもの。きれいにハケで塗るのとは違い、ニュアンスのある仕上がりになっています。こうした塗り方ならラフにできるので、初めての人でも失敗せずにできると思います。
 この棚はガラスの内側をレースで隠していますが、中は食器棚になっています。こんな食器棚は高価な家具にはない、温かみや手作りした人のセンスのよさが光りますね。
 さらにこの部屋で目を引くのは、部屋の入り口に掛けた繊細な刺しゅうのアンティークレース。素敵な布なら、ただ掛けただけでもこんなに雰囲気を出すことができるのです。
 次のペイント家具は、コーナーの飾り棚です(写真2)。モダンなデザインなので洋風家具と思うでしょうが、元は日本の古い茶色の家具。こうして見ると、「処分しちゃおうかな」と思う家具も「塗ってみようかな」と思い直しませんか。
 白い壁には写真をピンナップ風に飾っていますが、数枚では絵にならない写真もこれだけ大量だと迫力もあり、壁面アートになってしましますね。壁と同じ白い色のため、あまり主張のない飾り棚とのバランスもとてもいいすね。
 このように、ひと手間加えた家具がひとつあるだけで、部屋は自分テイストに染まっていきます。それは、楽しく、うれしい感覚ではないでしょうか。
 
写真1 全体のイメージを壊さないため、合わないものは布で隠し、見せたい小物だけ飾るインテリア。色の統一も大事です。
写真2 古い家具も使い手に合わせて、顔を変えてくれるものです。