Vol.101
温もりのある木のダイニングテーブル(2003年6月10日)
ナチュラルインテリアが好きな人にとって、自然の木目を生かしたテーブルは魅力的な家具ではないでしょうか。今回は、シンプルなデザインの木のテーブルを中心に上手なコーディネートをしているお宅から、ホッとくつろげる空間作りを学びます。

 I さん宅のダイニングテーブルは、ナチュラルなチェリー材の天板とアイアンの脚を別々に購入して組み合わせたもの。それに同じアイアンの脚に座面と背もたれが革の椅子を組み合わせています。チェリー材の赤味がかかったテーブルの色は年月とともにツヤが増し、革の色も徐々にあめ色になっていくため、使い込んでいくのが楽しみな素材です。家具はこうした趣が出てくるものを選ぶと、長く使う醍醐味が味わえるのでおすすめです。
 それにデザインはモダンでシンプルですが、こうしたスタイルは飽きがこないし、何より心地よくくつろげるのがいいのです。
 ダイニング全体のインテリアは、カーテンは麻、フォトフレームはシルバーなど、部屋に色を持ち込まず、生活感のあるものは表に出さない部屋作りをしています。メインとなる家具のデザインを引き立てるには、こんなシンプルな部屋作りが適しています。
 唯一、色や柄で主張しているのがラグですが、家具のイメージに合うものを選べば、足元くらいはこれくらいの冒険をしてもいいのではないでしょうか。
 こうしてお気に入りの家具を選んだら、その後はものを増やさないように、インテリアのテイストにこだわりを持って雰囲気を保ち続けていきましょう
写真1 モダン家具のデザインが生きるシンプルなダイニング。カーテンの色は床と同系色に合わせると落ち着いた雰囲気に。
写真2 窓辺のインテリアはシルバーやガラスなど、色や質感を統一して目立ちすぎないように演出。
写真3 椅子の背もたれはちょっと遊び心のあるデザイン。ちょっとした部分に工夫があると引き立ちます。
写真4 生活感を払拭する工夫。お菓子や調味料のびんなどは、ダイニング下のバスケットへ。こうしたとりあえず入れる場所を作っておくと散らかる心配なし。
撮影/高橋武史