61 茶道に学ぶ、インテリアの基本の「き」(2004/11/9)

*お棚*上段のお棗(なつめ)と下段のお水差し。置くものの大きさが違っても、棚板の中心に置いてバランスよく。
*銀竹*炉開きにちなんで、おめでたい柄です。「銀竹」のお水差しと「宝づくし蒔絵」のお棗。道具は色、絵柄、大きさのバランスなど、すべてに気を使って選ぶそうです。これには、まだまだお勉強&修行が足りません。
*炉*炉開きが来ると、いよいよ冬がやって来ると思います。

*焼き栗*実は、季節のお茶菓子がお稽古の一番の楽しみだったりして。お菓子器のふたを開けるのが毎回楽しみ。季節を感じるお菓子にニンマリしてます。

 お茶を習い始めて2年と4ヶ月。3度目の炉開きを迎えて、つくづく思うことお茶の世界は美意識の塊だなぁという事です。よく茶道は日本の総合芸術だとも言われますね。ほんの少しだけ早めに道具やお菓子の中に季節を取り入れたり、床の間に飾る花やお軸もその時々にふさわしいものを選び・・・。きちんとしたルールがもちろんあって、初心者の私にはまだまだ何もわからないのですが、季節感やバランスなどは理屈ではなく、感覚でなんとなく感じる事ができている気がします。

 「美意識の塊」なんていうと難しくて、特別な気がしますが、私がいちばん最初に感じたのは、簡単でいつでも、どこでもすぐに取り入れられる事でした。それは、道具を置く時にはきちんとまっすぐに。左右の中心にまたは1/3の場所に置く。複数置く時は等間隔に・・・など。言われてみると当たり前のような、ごくふつうのような気がしますが、これが意外とできそうでできない。気を抜くと、注意していないと適当なところにポンと置いてしまうのです。まったく同じ物を、同じように置いてもきちんと意識しているといないとでは全く違うのですね。
 
 これって、今すぐに普段の生活に取り入れられると思いませんか? 家の中で何かを飾る時も、家具などをレイアウトする時にも、お料理の盛り付けも、テーブルセッティング、手紙やはがきを書く時のレイアウト等など、ただ、なんとなくやっていた事を少し意識してみるとグ〜ンとできばえが良くなりますよ。また、何か飾ったり、作ったりする時に迷ったら、「きちんと揃える」「等間隔」「中心を合わせる」といったことを考えればいいのです。これ、インテリアの基本の「き」ともいえますよね。

 

*お菓子器*お菓子を入れる器も、夏は陶器やガラス器、冬は漆器と器も衣替えするんですよ。


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