テレビに雑誌にとひっぱりだこのインテリア・スタイリスト沢村真理さん。『Muffin』本誌で好評連載中の『インテリアの女王 沢村真理が行く「よみがえる部屋」』でも、すっかりおなじみですよね。「気持ちよく暮らす」ためには、片づけやすく、見た目も美しいインテリアがいちばん、という原点に立ち返った発想から、沢村真理流「ラクする収納」を提案する本が、この11月初旬に発売されます
 Muffin-Net 11月のインテリア特集・第1回は、この本から抜粋して、かしこい収納方法にスポットをあてた美しい部屋づくりのノウハウを実践例・基本ルールとあわせてご紹介します。
 まずは、沢村マジックで、驚くほど変身したふたつのお部屋をチェック! その画期的なアイディアをさっそく、とりいれてみましょう。
*書店でも買えます
インテリア・スタイリスト 沢村真理さん
「キレイかつ機能的」収納&模様替えを提唱。家具や家の再生など、大胆リメイクも得意。
 子供に本を読んであげたり、家事を終えてランプを灯し、ティータイムを過ごしたり、暮らしの幅まで広がってきそう。
 「畳の部屋だから和風」と考えず、ソフャやフロアスタンドなど、洋風のアイテムもどんどん、取り入れてコーディネート。隣接するリビングとつながり感が生まれ、物置状態だった部屋が、オープン使いできるおしゃれな空間に生まれ変わりました。畳の色にあう茶色やベージュを基本カラーにすれば、失敗がなく、シックで上品なくつろぎコーナーになります。
おもちゃが山積みで、洋服もかけっぱなし、テーブルの高さは中途半端。お客様が来たら、ふすまをピッと閉めて対応。リビングの舞台裏としてしか、使っていない状態でした。
 和室の効果的な模様替えは、ふすまを開けてオープンにし、リビングと一体化させること。そのためにも、和室だけに視点をおかず、常に「リビングの一部」と考えて。ソファやたんすなど背の高い家具は壁際に配置し、床面を広々とあけてみて。
 和室だからと、和風の家具だけを並べると、重たくてあかぬけない印象に。普通なら和室に置かないような家具を思い切ってプラスすることで、ミスマッチがかえって新鮮に。よくあるちゃぶ台風テーブルは低くしつらえて、おしゃれ度アップ。
 せっかくステキな和風空間をつくっても、物があふれていたら台なし。ゴチャつきの原因、おもちゃの収納場所はリビングから死角になるコーナーにつくる、長押には洋服をかけないなどの気配りが必要です。
 コーナーにポールを渡して、洋服をかけるためのフックをつける。これを鴨居の上にのせ、目隠し用の布をつけるだけ。カラーボックスにおもちゃを収納し、この布の内側にいれれば、おもちゃが丸ごと隠せます。
 家具を可動式にしたいときに便利なキャスター。テーブルなどの平凡な家具につければ、たちまち今どきのスタイルに変身!
ドライバーをつかって座卓の脚のネジをゆるめて、とりはずします。
取り付ける位置を決め、ドリルで穴をあけ、ネジを差し込んでドライバーで固定。キャスターの金具の穴より、ネジの頭が大きいものを選ぶこと。
 このキャスターは、360度回転するので、あらゆる方向に自在に動きます。動かさず、固定したいときのために、ストッパー機能もついています。ひとつ2500円くらい。他にも、キャスターには、前後だけに動くものや、車がふたつついているものなど、いろいろな種類があり、100円台〜3000円くらいまでで、購入できます。用途に応じて、使い分けてみて。
 ゴミ箱の色に合わせ、白い色の軽やかなプラスチックキャスターを設置。キャスターは、金属用の超強力両面テープで接着するのみ。
 ナチュラルな木目のお盆を利用。キャスターは、ネジで装着。お盆の厚みを考えて、裏に先が出ないような長さのネジを選ぶことがポイント。