新生活が始まる春。入園式、入学式、入社式など女性の晴れ舞台が多い季節ですね。「式に出席するときはスーツさえ着ておけばOK」と思っている方はいませんか?
 実はフォーマルファッションにもちゃんと流行があるのです。一生に一度しかないイベントだからこそ、旬の着こなしをしたいですよね。そこで、フォーマルファッションの流行の発信地ともいえる玉川高島屋を訪れ、「今年らしい入園・入学・入社ファッション」を教えてもらいました。どんな服装で入学式などに行こうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
プレタポルテ売場 長井孝旨さん
入園・入学・入社式用の服の購入時期は2月から3月がピーク。中には年末から調査をしているお母さん達もいるようですよ。玉川高島屋でもこの時期は特にフォーマルファッションに力を入れていますので、ぜひ来てみてください。
住 所:世田谷区玉川3−17−1
交 通:東急田園都市線・
交 通:大井町線二子玉川駅下車徒歩2分
営業時間:10:00〜20:00
定休日:1月2日・不定休
問い合わせ:03−3709−3111
 今年のトレンドはズバリ手仕事感があるもの。店内のフロア全体を見回しても刺繍やステッチワークがポイントのものが並んでいます。色は、いままで流行っていたパステル系よりも、着まわしがしやすい紺や黒が流行ですね。デザインは、無地やシンプルなもの、それでいて素材が変わっているものなどが注目されています。レトロなデザインもとても人気です。入学式の場合、校風によって多少ファッションにも違いがあるようです。一般的に公立校は黒や紺が多く、私立のミッション系だとパステル系が多かったり。紺色以外は禁止という学校もあるようなので注意してください。気になるときはリサーチが必要ですね。
  あくまでフォーマルファッションであることを忘れてはいけません。普段着との使い分けをしてください。
 
  服を着た状態で小物は選んでみてください。小物のコーディネートがおしゃれを左右しますよ。
 
  事前に子供と当日着る服装で出かけてみるといいですよ。全身着てみて忘れ物がないかをチェックして。
 
  長時間座っていることもあると思うので、シワになりにくいものがおすすめです。
 
  資料や教材が配られることも多いので、ハンドバッグだけでなく、折りたたみの布バッグなどを持っていくと役に立ちますよ。
紺のスーツ(ジャケット+スカートのセットで¥120,000)
色は紺のみ。7・9・11号の3サイズで、わりとゆったりとした作りです。ジャケットは、綿71%・ポリウレタン14%・ポリエステル6%・アクリル5%・毛2%・ナイロン2%で、スカートは、ポリエステル73%・トリアセテート27%。
 今年のいちおしフォーマルファッションは、シンプルなモノトーンのスーツ。胸元のコサージュが、今年の流行である「手仕事感」を取り入れたスタイルです。このスーツは、生地自体に表情がある布を使っているので、ベーシックな紺色なのにすごく華やかに見えます。今年は着やすさを重視し、着まわしができるシンプルなスーツが人気。これならジャケットとスカートをバラバラに着まわすこともできます。ジャケットの下にカットソーやハイネックを着たり、パンツと組み合わせると印象もがらりと変わって、いろいろと楽しめますよ。白いパンツを組み合わせるとマリン風にアレンジもできます。このスーツのほかにも、今年注目のステッチが入ったツーピースや刺繍が入ったスーツなども取り揃えてありますので、ぜひお店に足を運んでみてください。
※左の写真にカーソルをあてるとコサージュのアップが見られます。
 「ユキトリヰ」では、毎年春のフォーマルファッションとして人気のパステルカラーのスーツや、シルクウールのスーツもたくさんそろっています。春らしい明るい爽やかな色がそろっているので、きっとお気に入りの色が見つかるはずです。スーツの価格はだいたい10万円前後になります。
ユキ トリヰ 高木厚子さん
「ユキ トリヰ」のコンセプトは、都会的な感性で着こなせ、エレガントさを演出すること。優しく明るい色使いと、フェミニンで洗練されたイメージを大切にしています。
黒のスーツ(ジャケット¥39,000、半袖ワンピース¥39,000)
色は黒とベージュの2色。7・9・11号の3サイズ。ジャケットもワンピースも綿70%、レーヨン20%、ナイロン5%、ポリエステル5%。貝のパールのネックレスは別売り(¥12,000)。
 今年は、大人らしいかわいらしさを追及した、ちょっとなつかしいデザインのスーツをおすすめしています。この黒のスーツは、白のステッチと腕やポケットにある白いライン、布でできた白いまるいボタンがポイント。上品でかわいらしいデザインになっています。「フランコ フェラーロ」の特徴でもある7分袖のジャケットなので動きやすく、暖かい春でも着やすいですよ。また、立ったり座ったりすることが多いイベント向けのファッションには、シワになりにくいやわらかい素材を使用するなどの工夫をしています。半袖のワンピースは、普段は1枚で着てもいいし、カーディガンと合わせても素敵です。
 襟元が広めなので、コサージュやパールなどのアクセサリーを合わせると華やかになります。いろいろ自分らしくコーディネートをしてみてください。
 この他に、今年人気なのが、全体的に薄くぼやけたようなスモーキー色のスーツ。淡い色あいが優しい印象にしてくれます。一生の思い出になる大事な入園・入学・入社式の服ですので、いろいろ着てみて自分にピッタリのものを見つけてください。
※左の写真にカーソルをあてると襟元と袖口のアップが見られます。
フランコ フェラーロ  岡 百合香さん
ミセスのためのフェミニン服が「フランコ フェラーロ」の特徴。シワになりにくい素材を使用したり、スーツも着やすい7分袖にするなど機能性にもこだわっています。洗練されたエレガンスさが20代〜50代の幅広い世代に人気です。
白のスーツ(ジャケット¥49,000、スカート¥21,000、コサージュ¥5,000)
色は白と黒の2色。同じデザインでウールを使った素材違い(ピンク×白、黒×白)もあります。9・11号の2サイズ。綿100%。
 今年は春らしい明るい色で、全体的にファンシー素材やシャンタンなど素材自体に特徴があるものが人気です。特におすすめしているのが、1960年代を思わせる白のスーツ。
 このスーツの生地は、マトラッセというふくれ織りで仕上げてあるので、模様が浮き出て華やかに見えます。 キルティングのようなふわふわとしたやわらかさがあり、着心地もすごくいいですよ。また、襟の形や大きなボタンも特徴的で、懐かしいような昔っぽさを演出してくれます。また、襟元のボタンを開けるとガラリと印象が変わり、カジュアルな着こなしになります。袖は一折して7分袖として着ても、伸ばして長袖として着てもOK。入学式などのときは、なるべくベーシックなくつやバッグを選ぶといいですよ。色違いの黒色スーツもあり、シックに着こなしたい人にはこちらもおすすめです。
※左の写真にカーソルをあてると袖口のアップが見られます。
色違いの黒
襟を開けたら、少しカジュアルに
 常にエレガンスを意識したタウンフォーマルからタウンカジュアルまでを扱うトータルブランドとして人気の「ミスJ」。クラス感のあるモダンエレガンスを目指しています。店内には常にピンク色の服を置いていて、ピンク好きの方にはぴったり。女性らしい華やかさを演出してくれる服ばかりです。
 フォーマルファッションで意外と忘れがちなのが小物をそろえること。せっかくスーツを着ても、靴やバッグがあっていないときちんとした印象にみえません。逆に小物を上手に取り入れることさえできれば、手持ちのスーツを活用して、とても新鮮なコーディネートが可能です。
 入園、入学、入社式は、パーティーではありません。派手にならず、カジュアルすぎない定番の小物を合わせてみてください。ここで紹介する小物はどれも定番として使えるフォーマルのものばかり。これで、入園・入学・入社ファッションが完成です。
 スーツに合わせるなら、パンプスが一番です。入学式などフォーマルファッションには、ブーツやミュールなどは避けてください。オペルカの黒の革のパンプスはベーシックな形で、フォーマルだけでなく、普段にも履きやすいタイプ。ヒールは約6cmでわりと細身なので、足を美しく見せてくれます。また、ベージュのバックストラップの靴は、メッシュ素材で暑い夏でもOK。スーツが明るめの色の方はベージュの靴がおすすめです。
上 オペルカ パンプス(黒)¥24,000
下 オペルカ バックストラップ パンプス(ベージュ)¥21,000
 入園・入学・入社式のときのバッグは、小さすぎず、かっちりとしたものがベスト。この2つのバッグは、ポケットが外側と内側に1つずつあり、マチが広いので思ったより入って便利ですよ。
上 ミラショーンハンドバッグ(黒)¥29,000
下 ミラショーンハンドバッグ(ベージュ)¥28,000
 フォーマルファッションに一番合わせやすいのがパールのアクセサリー。華美になりすぎず、落ち着きのあるパールは、シックなスーツにもぴったり。イヤリングとネックレス、イヤリングとブローチといったコーディネートをして、より清楚な雰囲気に。シンプルな服でも、アクセサリーを追加するだけで、けっこう華やかになります。
本パールネックレス(7.5〜8.0o珠 約42p)¥100,000
本パールイヤリング(7.5o珠 ホワイトゴールド台)¥25,000
本パールブローチ(6.5o珠 6珠付)¥20,000
 冠婚葬祭いずれにも使えるスワトウ刺繍の高級ハンカチーフは見るからにゴージャスです。スワトウ刺繍は、約200年前に中国汕頭(スワトウ)地方で、母から娘に受け継がれる手仕事の妙技として生まれたもの。現在では芸術的な職人技として、世界中で人気の刺繍です。中国古来の龍や鳳凰のモチーフと西洋から伝えられたバラなどの花模様が混ざり、洗練された豪華なデザインになっています。洗濯をするたびにどんどん白さを増していくのが特徴です。(ブルーミング中西/綿65%、麻35%)。
※下の写真にカーソルをあてると開いたところが見られます。
スワトウハンカチーフ(白)¥3,000〜¥10,000
※大きさは30cm×30cm、40cm×40cmがあります。 価格は刺繍の入り具合で変わります。