第44回 やせたい理由を明確にするのは、成功のための第一歩(2002/06/12)
☆大好きなケーキをがまんしてダイエット。家族や友人のバースディでケーキが出てきたときでさえ、「食べないほうがいい」と自分で自分を納得させられるような理由・・これが、明確なやせたい理由といえます。
 「やせた〜い」と思いながら、やせられない。
 それは、スバリ、「やせたい」という理由が明確ではないからです。

 日々、「やせた〜い」と思っているのですから、理由がないわけではないでしょう。でも、その理由は、自分自身をも納得させることのできないような曖昧な理由なのでは?

 ご承知のように、いま、現在、早く、ラクに、確実にやせられるような「奇跡のダイエット法」はありません。
 つまり、おおかたの人が予想しているように、ダイエットとは、ある程度、つらく苦しいもの。多少のがんばりとがまんがもれなくついてきます。

 このため、「やせたい」となんとなく思いながら、「ダイエットは明日から」となってしまうのは、あたりまえ。
 また、たとえ、ダイエットを始めることができたとしても、ほんのちょっとの問題で「やせたからって、どうってことないわ」という思いにかられ、挫折してしまうのも、あたりまえ、なのです。

 万が一、ダイエットをしなければ間違いなく死ぬとでも、いわれたとします。死にたくないからやせなければならない。
 これは、間違いなく明確な理由です。本気でダイエットに取り組むこともできるでしょう。でも、まあ、これほど明確な理由で、ダイエットするのは避けたいところですが・・。
 そうならないためにも、ある程度、明確な理由を持って、ダイエットを始めましょう。

 また、“ある程度”の明確な理由なのですから、ひとつの理由だけで、どんな困難な場合にも自分を納得させることができるとは限りません。複数の理由を持っていたほうが、無難です。

 そのために、おすすめしたい作業は、なんとなくの、バカバカしいような思いでOK。「やせたい理由」や「やせるとどんないいことがあるか」をいくつも書き出すことです。

 たとえば、

・鏡に映った自分の裸を見て、この体のままでいいのかと深刻に悩んだ
・デブコンプレックスがあるため、つい、臆して毎日を送っている
・以前、やせていたころのように、軽々と階段を昇ってみたい
・病気になって食事制限を余儀なくされるくらいなら、いまのうちに
 余裕を持った食事制限で病気になることを避けたい
・洋服がどんどん似合わなくなる現実をなんとかしたい
・デブ扱いされて悔しかった。見返してやりたい
・きれいになりたい
・太った人を思い起こし、あんなふうにだけはなりたくない・・
・久しぶりに会う人に、太ったと思われたくない


 などなど。

 こんな思いをできるだけ、くわしく書いてみるのです。ついでに、その思いにいたる状況も細かく思い出して、それもくわしく書いてみること。
 なんとなくの思いが、しだいに、しっかりとした思いになってくるはず。ホラ、もう、なにがなんでもダイエットに始めなければならない、という思いにかられてくるでしょ。

 これで、ダイエットチャンスはつかめたも同然。そして、ダイエットに疲れて、挫折しそうになったときも、この書き記したものを読み返してみるのです。
 ダイエットチャンスをつかんだときと同じ思いが再び、蘇り、また、ダイエットをがんばろうはいう思いが新たになります。つまり、明確なやせたい理由とは、やせるための原動力です。

 さあ、やせたい理由を書き出すことから、始めましょう。なんといっても、やせることをあきらめたときが、最大の太る原因となるのですから。