第39回 胸式呼吸は、女性に合った呼吸法(2002/05/08)
★ラジオ体操のときの深呼吸の要領でOK。1日に何度か、胸式呼吸による深呼吸を行ってみましょう。十分に酸素が取り入られて体脂肪が燃えやすくなるとともに、ウエストサイズも確実にダウン。
 やせるための運動を行うとき、ちゃんと呼吸をするよう心がけていますか?

 体脂肪を燃やすためには、酸素が不可欠。このため、ゼーゼーいってしまって息が十分に吸えない全力疾走などは、やせるための運動には向きません。
 鼻唄が歌えるくらい、誰かとおしゃべりできる程度の運動量にして、十分に酸素をとりいれましょう。
 また、筋肉運動をする際にも、息をぐっと止めている人も多いようですが、それでは体脂肪の燃焼は無理。筋肉を使うときに息を吐き、戻すときに息を吸う。これを心がけるようにしてください。

 さて、筋肉運動のときの呼吸法。一般におすすめといわれているのは、腹式呼吸です。腹式呼吸というのは、息を吸うときにおなかを思いっきりふくらませ、反対に息を吐くときにおなかを思いっきり凹ませるという呼吸法。
 呼吸が浅くなりがちな胸式呼吸に比べて酸素を十分にとりいれることができる、おなかをふくらませたり凹ませることで、腹筋を鍛えることにもなるとできる、というのが、その利点。
 意識せずに呼吸をすると、息を吸ったときにおなかが凹み、息を吐いたときにおなかがふくらむ胸式呼吸になってしまうので、けっこう呼吸に気をつかう必要があります。

 そんな中で、女性には、深い胸式呼吸がいい、とすすめている先生もいます。ポイントは、深いという点。
 息を吸うときは、横隔膜をぐっと持ち上げるようにしておなかを凹ませ、胸を広げて十分に息を吸い込み、もう吸い込めないってところまで息をすったら、今度はゆっくりと息を吐く。このとき、おなかには決して息を入れず、膨らませないようにするのが肝心。

 この深い胸式呼吸、数回行っただけで、ウエストが細くなるという利点があります。試しに行ってみてください。その効果には、かなり驚かれるはず。また、姿勢もぐっとよくなり、習慣づけているとバストもアップするとか。
 さらには、横隔膜が下がって圧迫されていた内臓が、もとの位置にもどって機能を回復するのは、体調までよくなるのだそう。

 呼吸のときに、おなかをふくらませたり凹ませたりするという点、十分に息が吸えるという点では、腹式呼吸と効果は同じ。プラス、女性ならではのウエスト、バストを調える呼吸法が、深い胸式呼吸法はいうわけです。

 腹式呼吸全盛の世の中ですが、深い胸式呼吸こそ、女性のための呼吸法といえるのではないでしょうか?
★深い胸式呼吸は、息を吸ったときに横隔膜を上げて胸を広げ、ゆっくりと息を吐く。息を吸うときも吐くときも、おなかがふくらまないよう注意すること。慣れないうちは、寝ながら行うと、実感しやすい。