第15回 あなたの満腹感、マヒしていない?(2001/11/14)
好きなものなら、いくらでも入るあなたは、まさに満腹感マヒ状態。このままでは、際限なく太ることになりそう・・!?
 太った人の中には、脳にある食欲中枢の異常で、満腹感がうまく作動しないタイプがいます。いわば、満腹感マヒの状態。あなたは大丈夫? 次の5つの設問に答えてみてください。

・動くのがイヤになるほど食べることがある
・おなかがパンパンになるほど食べないと、満足できない
・料理は絶対に残さない
・残りものがあると、つい食べてしまう
・好きなものなら、おなかがいっぱいでも食べられる

 このうち、ひとつでも該当した場合は、満腹感マヒを疑ってみるのがよいかも。本来、正常な食欲が働いている場合は、常識的な1食で脳から満腹信号が出て、それにともなって食事を停止するのがふつう。
ところが、満腹感マヒの状態の人は、この満腹信号に気がつかない。あるいは、気づいたとしても無視してしまうことで、満腹信号がしだいに弱くなっている。
 満腹感マヒとは、こんな状態のことです。やせるためには、正常な満腹感を取り戻しましょう。

 そのためには、まず、おなかがすいてグーとなるまで絶対に何も食べないという方法がおすすめです。いつもの食事の時間になったとしても、おなかがすかなければ、食事をととらないのです。
 というのも、満腹感マヒのタイプは、空腹感も鈍くなっていることが多いもの。空腹感をはっきりと感じることで、食欲中枢に刺激を与え、満腹感を取り戻すきっかけとするわけです。
 まずは、これを1週間ぐらい続けてみて。ただし、この方法をあまり長く続けると、きちんとした食事の習慣が損なわれることになるので、1週間が限度です。その後は、満腹信号がきちんと出るような食事の仕方を。

 満腹信号は、食事を初めてから20分以上たたないと出ないので、ゆっくり、よくかんで食べること。早食いだと、満腹信号が出る前にたくさん食べてしまうので注意して。
 また、ガツガツ食べていたり、テレビや雑誌を見ながら食べていると、せっかく出ている満腹信号に気がつかないことも少なくありません。食べるときは、ながら食べはやめ、食事に集中するように気をつけて。

 あとは、満腹信号が出たら、その指令に忠実に。食べるものを残すのは悪い、好きなものは別腹なんて、無駄な考えは、この際、捨てるよう努力(これが、もっともむずかしそうな課題ではありますが・・)。
 満腹感マヒの状態を野放しにしていると、今後、限りなく太り続ける可能性大。それを防ぐには、今から始めること、しかありませんよ。