第8回 ダイエットレースを始めよう!(2001/09/26)
強い動機付けには、やはりそれなりの価値のあるものが必要・・・となると福沢さんは最右翼?
 確実にやせるには“なぜ、やせたいのか”その動機をはっきりさせておくことです。 な〜んて言ってしまうと、「私だって、ちゃんと動機ぐらいあるわ。なのにやせない」という文句が聞こえてきそう。
 きれいになりたいから、健康のために、あの洋服が着たいから・・・。そう、動機はたくさんありますよね。でも、その気持ちって、ゆるぎないもの? どんな苦しい状況でも変わらないもの?

 ダイエット中は「なんて、こんながまんをしなきゃならないの?」という疑問や憤りが、何度となく沸いてくるもの(当然、みなさん、経験済みですよね)。
 そんなとき、あなたの動機は、あなた自身を納得させることができるほど、強いものですか? 多分、否ですよね(じゃなきゃ、とっくるやせられてるって)。それぐらい強い動機を持つって、かなり大変なんですから。

 で、おすすめしたいのが、ダイエットレース。誰かと、やせることを懸けて競うという方法です。もちろん、賞品だって懸けて。この賞品を“強い”動機にしようというわけ。
 このため、賞品は“絶対”にライバルにとられては困る、といったものを設定します。ここがポイント。ダイエットがイヤになりかけたとき「まあ、いいや」とあきらめられる程度では、とても強い動機にはなりえません。
 と、強くいってしまえるのは、実は、私自身が、この方法でダイエットを成功させたことがあるのです。

 ダイエットに関する知識だけは人一倍。だけど悲しいかな、意志が非常に弱い人間で、いいと思った方法をひたすら頑張る実践力も持続力も持ち合わせていない私。で、試してみたのが、ダイエットレース、というわけです。
 賞品として設定したのは、金10万円也の、あるシロモノ。とられるのは絶対イヤだけど、冗談にはしてしまえないギリギリの設定。
 頑張りましたよ。もちろん、イヤになってしまうことはたびたび。でも、ここまで頑張ってきて、10万円とられてしまうなんて、絶対にイヤ。その一念で頑張り通せたのです。

 参考までに、レースの方法を紹介しておきます。ルールは、ある期日までに、自分自身が申告した体重、体脂肪率になっていること。
 その期日に、申告したようになっていれば勝ち、なっていなければ負けになります。これなら、自分のペースでダイエットができるし、人に言いたくない、元の体重を相手に申告する必要もなし。
 どんな相手とでも競えるというところもポイントです。両方とも勝ちになる場合もあります。

 さて、ここで、注意したいのは、両方ともダメだった場合。「なかったことにしよう」としてしまいがちですが、それでは、せっかくの企画が無駄に(実は私も、過去2年、過ちを繰り返してしまいました)。
 そうならないよう、こんな場合の賞品のゆくえも、あらかじめ明らかにしておくこと。たとえば、賞品は寄付するなど、負けた人間が確実に損をするように設定するのです。
 ちなみに、私の場合は、ダイエットレースの相手が妹だったので、ふたりとも負けの場合、賞品は母親に渡るといったとりきめをしておきました。

 みなさんも、いかがてすか? かなりおすすめです。

 このほか“強い”動機を持つための方法は、山野美容芸術短期大学教授の公文裕子先生に監修していただき、私が取材・構成・執筆をした『やせる癖をつける100の方法』(小学館)にも、多数紹介しています。
 ご興味のある方は、ぜひ、書店で! 見つからない場合は、注文してください(な〜んて、宣伝も少し・・・)。