第5回 ごはんのカロリーをカットする新兵器!?(2001/09/05)
「マンナンヒカリ」は、お米と混ぜて炊くこんにゃく加工食品。1袋(75g)200円。厚生労働省許可特別用途食品。大塚食品。 マンナンヒカリ(右)の粒は、米(左)より若干小さめ。でも、形はほぼ米と同様。これが炊飯すると4倍程度にふくらむ。
 7〜8年ぐらい前「粒こんにゃく」という製品が、ダイエット食品としてもてはやされたことがあります。ごはんに加える米粒大の球状こんにゃくで、当時は、近所のスーパーで気軽に購入できるほど、かなり流通していたものです。

 実は私も、かなり気に入っていたひとり。だって、2カップの米に1袋分加えると、3カップ分のごはんになるのです。もともとこんにゃく好きなので、人によっては気になるという独特のこんにゃく臭も、まるで気にならない。ふつうにごはんを食べたつもりで3分の1もカロリーをカットできるのですから。

 とはいえ、よく見れば、ごはんの中に見え隠れする球状のこんにゃくは、ちょっと不思議な感じ。特に、卵かけごはんのときなどは、こんにゃくの粒がピカピカ光って、不思議度アップ。
 また、粒こんにゃく入りのごはんを冷凍すると、こんにゃくの粒だけが白くパサついて、さらに目立つ・・・。それを、主人が指摘し、断固拒否の姿勢。

 自分が気にいっていても、一緒に食べる家族が気にいらなければ、自然と疎遠になるのは主婦のサガ。そんな家庭が何件もあったのか、そのうちスーパーでも、ほとんど見かけることがなくなり、なんとも残念な気がしていました(一部の店では、まだ売られているという情報はありますが・・・)。

 さて、そんな中、ウワサを聞いたのが「マンナンヒカリ」(大塚食品)という商品。こんにゃく粒と同様、米に混ぜて炊くと、カロリーカットできるというもの。さっそく、購入し(75gで200円)、試してみました。

 単独でも使用できるそうですが、私の場合、米1合に1袋をプラスして炊飯。約2合分のごはんになりました。
 できあがったごはんは、よーく目をこらしても、どれが「マンナンヒカリ」か、まず見分けはつきません。
 また、原料には、こんにゃく以外にでんぷんを使用しているそうで、こんにゃく臭はまるでなし。食べてみた食感も、多少、いつもよりやわらかめかな、という気がする程度で、かなりごはんに近い気がしました。

 主人にも、説明なしで食べさせたところ「おいしいよ」。そこで、「マンナンヒカリ」を使ったことを伝えると、「そういえば、部分的にボソっとしたところと、モチっとしたところがある。全体的には、うまみが足りない気がする」などと、えらそうに言っていました。ナイショで使えば、問題なし、のようです。

 カロリー的には、米1合に1袋をプラスしたごはん1杯(約150g)あたり183kcal。ふつうのごはんが243kcalなので、25%カットといったところ。「マンナンヒカリ」のみ単独で使用した場合なら、1杯95kcalで60%カットになります。
 ごはんが大好きで、どうしても、多めに食べてしまう、という人なら、試してみる価値アリです。ただし、1袋200円というのは、経済的にはちょっと痛い気もします。

 ダイエットのために適当な1食のごはんは、おかわりなしの1杯のみ。それも、100g程度がベストと言われています。
 つまり、ふつうによそっているごはんの3分の2の量しか食べなければ、「マンナンヒカリ」を使ったのと同じくらいのカロリーカットは可能です。でも、それは、ごはんが大好きな人間には、かなりつらいことかもしれません。

 おいしい本物のごはん100gをゆっくりかみしめて味わうか、たとえお金を使ってもいいから楽にカロリーカットをするか・・・。あなたなら、どちらを選びますか?