先週2001年のおさらいをしたので、今週は2002年の予習です。どんなことに注目しておいたらいいか、気をつけるべきことは何かMuffin-Net執筆陣のアドバイスです。

「小物でおしゃれ」連載
/スタイリスト

デニム!デニム!デニム!
 なんたってデニム! しっかり定着したヒップハング(ローライズ)タイプのパンツは来年も引き続いて人気。最近ではリバーシブルのデニムパンツもお目見えしてジワジワと流行ってきています。全体的にスリムでタイトなものが多いので、上ものは女性らしい柔らかい素材や優しい色が好相性です。
 また、腰で履くパンツが増えたことで下着も発展します。椅子に座ったり屈んだりするとどうしても下着が見えてしまうのがローライズパンツの欠点。その欠点を生かして、水着と見間違えそうな素材や色の、いろんなタイプの下着が来年の春夏に大手下着メーカーから続々と登場するようです。
 通常、春夏というのはブラジャーに力を注ぐ、というのが下着メーカーの大きな流れだったのですが、今年ばかりはパンツに期待が持てますね。これからは隠すのではなく「見せるパンツ」が主流になるのかな。
CHUCK ROASTEの星柄のリバーシブルパンツは既に来年の春夏向けにセレクトショップが続々買い付けにきているとか。
小物で注目はBAG。アップリケのBAGは見逃せません!
 2002年春夏のパリコレクションで見つけたイチオシはルイ・ヴィトンのアップリケBAG。おとぎ話のようなロマンティックなストーリーを感じるモティーフで、ところどころにヴェルニやモノグラムなどの革を使っているところがニクイ。大ブレイクの予感がします。
大人カジュアルで必要なのは「心構え」
 30代になったら流行を追いかけるばかりではなく、素敵な大人のカジュアルにも目を向けてください。例えばTシャツ1枚でもアイロンをかける。ヨレヨレ、シワシワのまま、なんてしないという事。スニーカーもいいけれど、泥だらけなんていけません。そしてカジュアルでもメークを怠らないことです。大人の女性として恥ずかしくないスタイルをしようと心がければ、自然とあなただけの大人カジュアルが実現できるはずです。

「じゅんのスキンケア教室」連載
/美容ライター

シミ・シワは美容クリニックで解消
 目に見えるシミやソバカスはレーザーなど美容クリニックの施術で手っ取り早くとっちゃったほうが安いし便利!な時代になってきました。だからお試し感覚で美容クリニックに行く人が増えると思います。ほとんど肌ダメージのないフォトフェイシャル(※1)とか、エステ感覚のビタミンC導入(※2)とか。すでに気になっている人が多いのでは。
※1――フォトフェイシャル  カメラのフラッシュみたいなレーザーで、シミ、小鼻のまわりの皮脂などを焼く。3日後ぐらいに焼いた皮膚がゴマ状になってボロボロとはがれシミが薄くなったり、肌質が改善される。痛みは軽く、施術後は化粧をして帰れる。料金は通常40,000〜60,000円。
※2――ビタミンC導入  美容クリニックでしか手に入らない濃度の高いビタミンC(20%位)を低周波治療器のようなもので肌の奥まで浸透させる。痛みは全くない。毛穴の開きを抑える、美白、肌質改善などの効果が。料金は通常3,000円〜5,000円
名前の中にある「ゼン」は「禅」のイメージから付けられたとか。色も香りも最高!「じゅんのスキンケア教室」の第1回で紹介しています。
●イドラゼンローション(ランコム)
200mL ¥4,000
東洋の香りでリラックス
 
一方、化粧品は家に帰ってからの癒しという位置付けで、気持ちのよいアイテムが増えると思います。ランコムの「イドラゼンローション」、アユーラの「スピリットオブアユーラ」、資生堂インターナショナルの「ZEN」(10月の入会プレゼントで紹介!)、また、ゆずや緑茶などのエキスを使用したブランド、草花木果など、これらは全て東洋の香りにまつわる癒し系コスメ。数年前からの西洋のアロマブームにちょっと違和感を感じていた私たち。やっぱり日本人の生活に馴染み深い香りを求めるようになったんでしょうね。

「墨」「茶」「匂い撫子」などを古くから東洋に息づく香りに着目した新しいタイプのフレグランス。詳しくは「新製品情報」で。
●アロマボディ‘美香ボディー’(アユーラ)
150ml ¥2,800

ヒヤシンスとリンドウ、苔と竹など日本の禅庭園を感じる清々しい香り。他にインセンス(お香)、ボディーケアラインがあります。
●ZEN オードパルファン アロマティック(資生堂インターナショナル)
100ml ¥5,000

「午後のお助けレシピ配信」連載/料理研究家

ジャンルを超えて流行るのは「塩」
 今年は塩ラーメン、豚トロ塩焼き、塩味焼き鳥、塩天丼など、塩味の料理がチープなB級、C級から高級店まで幅広く流行っていましたよね。これはきっと、いろんな味つけ、調味料が出尽くしたからではないかと思います。世の中はこれからプリミティブでワイルドなほうへ向かうのではないかしら。それは、原始人に戻るという意味ではなくて、未来的な野生へといくということ。そのあらわれである…そんなふうに深読みできそうだわ。
 塩は「岩塩」と「海の塩」の2つに大きく分けることができ、その質感もベタベタ、サラサラ、あるいは大きな粒状など産地や製法で実にさまざま。市販されている塩の原産国や種類は年々増えているので、どれをどう使えばいいとは一言では言えないほどです。その中で私がひとつ選ぶとすればフランスの「フルール・ド・セル」(塩の花)と呼ばれる海の塩。海水から塩を作るときに最初にフワッとあらわれる花のような結晶だけをあつめた、ちょっと贅沢な塩です。食卓用の塩はこういうちょっと贅沢な塩を使いたいですね。
そして、「もち米」を食べる機会が増えるかも
  外食業界では和紙に包まれた高級おにぎりがコンビニに登場したり、韓国やタイのごはんメニューが人気だったりと、幅広く「ごはんもの」が充実した年でした。一方、家庭でのお米の消費は減り続けています。おうちのごはんをコンビニやスーパー、デパ地下などで手っ取り早く済まそうとする背景があるようです。
ちょっと前は入手困難でだったけれど今では日本でも簡単に手に入るようになったフルール・ド・セル。フランス・ノワールムーティエ島の塩(マスコットフーズ)¥1,200
今年は本当に女性がピビンパを食べる光景をよく見かけました。
 来年もごはんものの人気は変わらないと思いますが、「カフェめし」ブームに乗っかってタイやベトナムなどのアジア料理で見かける「もち米」が脚光を浴びそうです。和食では白いもち米を食べる機会ってあまりありませんが、本当にふっくらしていておいしいんですよ。個人的にもごはんが好きだから、ごはんに頑張ってもらいたいな。